絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

少女よ、ドロワを被れ

プチ投稿作品。タイトルから想像できるような内容です。




 かの有名な、某博士はこう言った。
 『少女よ、ドロワを被れ』

 かの有名な、銅像は何について考えているのか。
 『ドロワについて』が有力な説である。

 他にも、名言と言われるもの、名作と言われるものがある。

 名作『ドロワーズクエスト3~そして変態へ』
 これは今でもドロクエという愛称で親しまれている。シリーズ作品であり、『導かれしドロワ』『天空のドロワ』『幻のドロワ』『ドロワの紳士たち』と続いている。

 名言『君が泣くまでドロワを被るのを止めない!』
 これは某貴族が発した名言ですね。
 相手のドロワを被りながら殴り続けたという歴史に残るシーンです。

 つまり、これらの例を挙げたから分かると思いますが、ドロワとは装備する物であるという説が有力です。
 しかし、それをどこに装備するかは、誰も答えていない。

 ならば、誰もが分からなかったその答えを、探してみよう。





「だから私はドロワを被ったのよ」
「盛大な言い訳ありがとう。そしてさようなら、お姉様」
「待ちなさいフラン。言い訳じゃないわ。あくまでも哲学的な意味で私はドロワを被ったのよ」
「そんな薄っぺらい哲学があったら、哲学者全員を敵に回すよ」

 あぁ、フランが私の言うことを信じてくれない。妹に信じてもらえない姉なんて、太陽を双眼鏡で見るくらい駄目な姉だわ。
 まぁ確かに言い訳だけど。

「フラン、私を信じて」
「とりあえず私のドロワを頭から外してよ」
「これ実はドロワーズ型酸素ボンベ。外したら死んじゃうわ」
「普通に酸素あるし」
「細かいことを気にしてたら大きくなれないわよ。主に胸」
「ころーす」

 フランが攻撃の構えをとるのが気配で分かる。
 しかし、今の私はドロワを被っているから視界が塞がれている。勘で避けるしかない。
 右か、左か、前か、後ろか!?

「後ろに避けるわ!」
「残念、四方から」

 フォーオブアカインドで四方から攻撃を受けた私。あぁ、痛い。いや、私の存在じゃなくて、傷が。
 上に飛べば良かった……それか穴掘れば下に避けられたのに。

「さぁ、お姉様。今なら半殺し×2で許してあげるから。早くドロワをとって」
「いやよ! 聞いて、フラン。理由があるの……」
「しょーもにゃい理由でしょ、どうせ」

 フランの溜め息を吐く音が聞こえた。
 だけど私は挫けない、最高の作戦がここにあるから! そう、真実はいつも二つ!

「このドロワをとると、フランの顔を直視しちゃうじゃない?」
「そうだね」
「ステロイドだね」
「死にたい?」
「すみませんでした」
「はぁ……続けて」
「えぇ、続けるわ。私は貴女を直視出来ないの」
「……私のこと、嫌いになったってこと?」
「逆よ」
「え?」
「フランを好きすぎて、直視したら襲ってしまいそうなくらいだから、私はあえて自分で視界を無くすのよ」

 決まった!
 私の甘い言葉が決まった!

「あまーい!」

 咲夜がわざわざあまーいと叫びに来てくれた。ありがとう咲夜。あ、もういなくなってる。さようなら咲夜。

「うにゅ……じゃあもっと良い方法があるよ」
「え?」
「視界を遮る、良い方法」

 フランが猫を撫でるような、甘くとろける声で私に言う。何故だが、私は身体が震えた。
 脳が告げる。謝れ、と。
 運命が視える。私が、スプラッタされちゃう運命が、視える。

「フラン、好き」
「あはは」
「好き好き好き好き好きっ好きっ愛してる」
「私もお姉様大好き。でも、たわしの方がもっと好き。だから大好きなお姉様の願い事、叶えてあげるよ。視界を潰してあげるね」
「ちょっと待って! 私たわし以下!? スプラッタは許す! だが、それだけは撤回して!」
「お姉様が生きてたらね」

 私の、眼球が、キュッとしてドカーン。

「目があぁぁぁ!?」
「あーあードロワ血に染まっちゃったよ。もう使えないじゃん」
「じゃあ頂戴!」
「キュッとしてドカーン」
「もう片方の目もぉぉぉぉぉ!?」



◇◇◇



「あ、咲夜さん。館から叫び声聞こえますけど一体何ですか?」

 庭の手入れをしている美鈴の元に、咲夜が訪れていた。

「大丈夫よ、お嬢様たちが遊んでるだけだから」
「仲良いですねぇ……」
「そろそろお茶にしない?」
「あ、休憩時間ですしね」

 咲夜と美鈴は庭で紅茶タイムに突入した。暖かい日差しが、二人を包んでいる。
 館では、惨劇タイムに突入した。温かい血が、フランドールとレミリアを包んでいる。


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