絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

少女ペットさとり

『ペットさとり』のネチョ版。
大人以外は読んじゃ駄目だよ!
タイトル妖しいけど、中身は普通?の純愛?だよー……(多分)
「お姉ちゃんさ」
「はい?」

 さとりが自室で静かに読書をしていると、こいしがぽつりと呟いた。
 いつの間に居たのか、という疑問が浮かんださとりだが、もう一々口にしない。もはや、こいしが突然現れることは慣れていた。
 さとりは読んでいた本をテーブルの上に置き、ソファーに座っているこいしを見る。

「ずるいよね」
「何よ、突然?」
「ペットがたくさんいるじゃない」
「そうね……私はペットたちに救われてるわ」
「だからね、私もペット飼おうと思うの」
「ちゃんと世話出来るの?」

 別にペットを飼うことには、反対ではない。
 ただ、さとりが不安なのは、ちゃんと世話が出来るのかという点だった。
 こいしは基本、ふらりふらりと突然消えてしまったりする。地霊殿に居る時間の方が、少ないくらいだ。
 生命を扱うということがどれだけ大切か、それを理解しているのか。
 さとりには、不安だった。

「お姉ちゃんが心配していることは分かってるよ。だから、良い案があるのよ」
「良い案?」

 笑顔のこいしに、何か嫌な予感がするさとり。
 こいしが手を伸ばして、さとりの手をキュッと握る。

「お姉ちゃんが私のペットになれば良いのよ」
「…………は?」

 耳を疑う。
 手のひらには、こいしの温かい体温。
 優しく包んでいるように見えるが、実は逃がさないようにしっかりと手を握っている。
 これはまずい。
 さとりがそう思った時には、既に遅かった。

「意味が、分からないわ……」
「そのままの意味だよ? さぁ、お姉ちゃん目を瞑って?」
「今そんなこと言われて、素直に従うと思う?」

 今はスペルカードを何枚持っていたか、握られていない方の手でポケットを探るさとり。
 指先で触れて、数を数える。あったのは五枚だった。
 さとりのスペルカードには、『想起』とだけ書いてある。どの技を使うかは、さとりのその時次第。
 相手に応じて、過去に見てきたスペルから有力であるものを真似れば良い。
 だが、こいしに有力なものとはなんなのか、さとりには分からなかった。
 それに、できればこいしとは戦いたくない。それがさとりの素直な気持ちだった。

「むぅ、ペットは主人の言うことに従わなきゃダメだよ」
「ペットじゃないわ」
「じゃあ今からペットにしてあげる」
「っ!?」

 握られていた手をそのまま引っ張られ、体勢を崩す。
 ふらついたさとりは、ソファーに座ったままのこいしに抱き留められるような状態になった。

「こ、こいし……」
「お姉ちゃん……えいっ!」
「痛い痛い!?」

 優しく抱き締めるのかと思いきや、まさかの全力抱き締め。
 抱き締めるというより、締め付ける感じだ。
 こいしの力は意外にも、さとりよりも断然強力で、かなり痛い。

「ギブギブ!? こいし、お姉ちゃん死んじゃう!」
「お姉ちゃんはこれくらいでやられるタイプじゃないって、私信じてるから」
「何良いこと言いました、みたいなことを!? は、離して!」
「じゃあ、ペットになってくれる?」
「え、や、それは……」
「ぎゅ~っ!」
「痛い痛い!? 折れちゃう!」

 さとりの華奢な体が、ぎしぎしと嫌な音を立てる。
 ペットになると言えば、痛みからは解放される。だが、それは姉としてどうなのか。そんなことは、さとりのプライドが許さない。
 中々降参しないさとりに、こいしは少し不機嫌そうな表情になる。

「そんなに嫌?」
「当たり前でしょう。い、だから痛い!」
「お姉ちゃんにとってさ、ペットってどういう存在?」
「え? えっと……いつも側に居てくれたり、心地良くさせてくれる存在、かしら」
「私が求めているのも、それと同じなの。別に、悪ふざけとかじゃない。ただ、
そういう存在が居て欲しいの。だから、大好きなお姉ちゃんに頼んだんだよ?」
「こいし……」

 まさかそんなことを考えていたなんて。と、ただの悪ふざけだと思っていたさとりは、反省する。
 いつの間にか、締め付けられている力も弱まっていた。

「お姉ちゃん、お願い……」
「……ん、分かったわ」

 拒絶してこいしを傷付けたくない。いや、こいしの想いを拒絶するわけがない。そう、さとりは思った。
 そして、受け入れた。
 その言葉を聞いたこいしは、にぱっと明るい笑顔になる。

「やったぁ! じゃあ、早速首輪をつけなきゃね!」
「…………はい?」

 固まるさとり。
 こいしは既に、さとりを解放している。今は、なにやらポケットをまさぐって、何かを探しているようだ。
 嫌な汗が背筋を伝う。逃げるべきか、いや、受け入れると決めたのだから、逃げてはいけない。などと、いろいろ思考するさとり。

「さすがに動物たちがつける首輪は可哀相だから、これ!」
「それは……?」
「ん、チョーカーだよ」

 こいしが取り出したのは、黒のチョーカーだった。
 首輪じゃなくて良かった、と安堵の息を吐く。
 チョーカーならば、純粋なプレゼントとして受け取れる。

「このチョーカーね、凄いんだよ」
「え? 何が?」
「つけてからのお楽しみ。私がつけてあげるね」

 こいしは楽しそうだが、さとりは少し不安になった。
 僅かばかりだが、チョーカーから魔力のようなものを感じていた。

「こいし、ちょっと待って! 何か――」
「はい、そうちゃーくっ!」

 チョーカーをつけられた瞬間、何かが変わった。

「はい、鏡だよお姉ちゃん」
「えぇぇぇぇ!?」

 さとりが手鏡を覗くと、そこには立派なふさふさ犬耳が生えていた。

「ちなみに尻尾もあるよ」
「ちょ、ぇ、うぇ!?」

 慌てて立ち上がると、確かにふさふさ尻尾があった。
 あまりの出来事に、ちゃんとした言葉を発することが出来ないさとり。

「うん、お姉ちゃん可愛いよ」
「いや、そういう問題じゃあ……そ、そうだ! チョーカーを外せば……」
「あー、それ無理」
「え?」
「そのチョーカー、一度つけたら24時間は取れないよ」
「ぬぁぁぁぁぁぁ!?」

 衝撃の事実に、珍しく奇声を上げるさとり。
 一日わんわんさとりん、完成。

「だ、大体こんな物どこで……」
「普通の魔法使いがくれたの。なんか、整理していたらいらない魔法具が出たとかで」

 さとりは、今度魔理沙に会ったら、問答無用でトラウマを見せてやろうと決心した。
 そんな物騒なことを考えているが、犬耳をぴくぴく震わせているため、全く怖くない。

「ちなみにこれ、凄いんだよ。お姉ちゃん、お手」
「えっ!?」

 こいしがお手と言うと、意思とは無関係に、さとりはちょこんとお手をする。

「お姉ちゃん、お座り!」
「えぇっ!?」
「お姉ちゃん、ブリッジ!」
「ぐはぁっ!」

 全てこいしの言う通りに動いてしまう。
 ブリッジなんてやったのは、生まれて初めてかもしれない。そんなことをブリッジの体勢のまま、さとりは思った。

「まさか、こいしの言うことに逆らえなく……」
「ううん、残念だけどそれは違うよ。命令出来るのは、犬が飼い主に教えられるベタな三つ、お手とお座りとブリッジだけ」
「ブリッジ初耳なのだけど……ありえないでしょ」

 そろそろブリッジの体勢が辛くなってきたのか、さとりはぷるぷると震えている。
 こいしは、楽しそうな笑みを浮かべている。

「お姉ちゃん、私気付いたんだけどさ」
「はい? それより早く、ブリッジ解除して欲しいわ」
「この体勢、お姉ちゃんの下着が微妙に見えちゃいそう。ちょっと覗いてみるねー」
「ちょ!? 何見ているの!?」
「……お姉ちゃん、ちゃんと穿いた方が良いと思うよ? まさか穿いてないなんて……」
「ちゃんと穿いてるわよ! あ、わわっ!?」

 ついに耐えられなくなったさとりは、とうとう倒れてしまった。

「大丈夫、お姉ちゃん?」
「心配するなら早く解除して欲しかったわ。あと、本当にこのチョーカーは外れないの?」
「うん、24時間は外れないよ」

 一日犬耳と尻尾という事実を改めて突き付けられて、思わず気絶してしまいそうになるさとり。
 そんなさとりとは対照的に、こいしはやっぱり物凄く楽しそうだ。

「大丈夫だよ。一日私がご主人様として、ちゃんと面倒みてあげるからっ!」
「あ……あはは。はぁ」

 嫌な予感を全力で感じた、さとりだった。





 ペットさとり『食事の場合』――



 さとりは、今の姿を誰にも見られたく無かったため、自室で食事をとることにした。
 食事は、こいしが持ってきてくれた。

「お姉ちゃん、ご飯持ってきたよ」
「ありがとう、こいし」
「それじゃあ」
「いただきます」

 二人とも、手を合わせていただきますをする。
 そして、さとりがあることに気付く。

「あ、こいし。箸が無いのだけど」
「え? 何言っているの?」
「はい?」
「ペットは手を使っちゃダメだよ?」
「…………ごちそうさまでした」
「まだ一口も食べてないよ、お姉ちゃん」

 手を使うな、ということは口のみを使って食べろということ。
 大体、燐や空はペットだが手を使って食べているではないか。そんなことをさとりは思ったが、多分今のこいしに言っても意味無い気がしたため、食べること自体諦めることにした。

「しょうがないなぁ、お姉ちゃん。なら、私が食べさせてあげよう」
「へ?」
「はい、あ~ん」
「え、ちょ、こいし!?」

 たまご焼きを、口にずいっと押しつけられる。
 顔を赤くして慌てるさとり。こいしはとても良い笑顔。
 それを見てさとりは、もしかしてこいしの目的は最初からこれだったのではないかと思った。

「はーやーく! お姉ちゃんが食べてくれないと、私も食べれないよぉ」
「え、あ、ごめんね。むぐっ!?」

 反射的に謝ってしまう。
 その口を開いた瞬間、こいしがたまご焼きを押し込んだ。
 さとりの口の中に、甘い味が広がる。
 結局、食べさせられてしまったという事実に、真っ赤になってしまうさとり。

「美味しい?」
「え、えぇ……」
「えへへ~」

 恥ずかしそうに俯いてしまうが、尻尾は微かに揺れていた。
 それを見て、こいしは満足そうに笑った。





 ペットさとり『お風呂の場合』――



「はーい、ごしごしするよー!」
「自分で洗えるから……」
「ペットの体を洗うのは、ご主人様の役目だもん」
「うぅ……」

 わしゃわしゃと背中をタオルで擦られる。
 ちなみに逃げられないように、尻尾をこいしの太股に挟まれている。

「お姉ちゃん、白いね」
「そうかしら?」
「もっと外出したりして、陽の光浴びないと」
「……検討しておくわ」
「でも、白い肌も良いけどね。すべすべー」
「ひゃあっ!? くすぐったいじゃない!」

 足の裏を洗い出したら、暴れだした。
 どうやらくすぐったかったようだ。

「暴れないで。洗えなくなっちゃうから」
「なら、くすぐったいのは勘弁して欲しいわ」
「そればっかりは、お姉ちゃんの感度によるかな」
「だ、だからくすぐった……あはは、んっ、ひゃは!?」
「んーなんか面白いかも」
「ちょ!?」

 結局、もう許してと懇願するまでくすぐったい箇所をずっと洗われ続けた。
 ぐったりした状態で湯船に浸かるさとり。

「あー楽しかった」
「……私は疲れたわ」
「お姉ちゃん、あれだね」
「はい?」
「私より、胸ちっちゃいよね」
「っ!?」

 こいしの視線の先を追うと、そこはさとりの胸なわけで。
 さとりは、こいしの胸を凝視する。
 ねっとり、じっとりと、こいしの胸にまとわりつくさとりの視線。

「そんなにしっかり見られると、恥ずかしいんだけど……」

 少し恥ずかしそうに、頬を指で掻くこいし。
 大きいわけでは無い。
 だが、それとも確かに、さとりより確かな女性の膨らみがある。

「くっ……」
「いや、そんなに恨めしそうに睨まれても」

 涙目で睨むさとり。
 こいしはとりあえず、あははと笑っておくことにした。





 ペットさとり『おやすみの前に……』――



 淡いピンク色のパジャマを身に纏うさとりとこいし。
 何故か、二人ともおそろいのパジャマである。
 ただ、さとりは尻尾があるため、お尻の部分だけ少し下げて着ている。いろいろ恥ずかしい上におかしな着方だが、たかが一日のためにパジャマに穴を空けるのは勿体ないと判断したのだ。

「それじゃあ、寝よっか」
「えーと、一緒に?」
「もちろん!」
「はぁ……分かったわ」

 今さら反対する気も起きなかったので、さとりは素直に従うことにする。
 そんなに狭いベッドでも無いが、二人で入るには少し密着しなければならない。

「お姉ちゃん、もっと寄って」
「こいし……近いわ」
「良いじゃない。えいっ!」
「んっ!?」

 ぎゅ~っと、抱き締められる。
 尻尾が自然と揺れて、犬耳もぴくっぴくっと動く。
 こいしが犬耳にそっと触れる。

「んっ! はぅ……」
「嫌?」
「嫌じゃないけど……」

 犬耳を撫でられ、抱き締められる。それは、嫌というより、むしろ心地良いという感情だった。
 ふわふわしてきて、温かくて、柔らかい。

「ふぁっ……くぅん、あぅっ!?」

 くすぐったさに、声が漏れてしまう。

「お姉ちゃん、なんかえっちぃ」
「な!?」

 くすくすと笑いながらそう言われて、さとりは顔が赤くなる。
 確かに声が妙にやらしかった。
 実の妹にそんなことを言われては、必死に反論するしかない。さとりはこいしに抱き締められたまま、口だけ動かす。

「そ、それはこいしが触るから、くすぐったくて!」
「ふーん……そうだ、お姉ちゃん」

 こいしが、何やら悪戯を思い付いた童のような表情をした。さとりにとっては、嫌な予感しかしない。逃げれるものならば逃げだしたいが、抱き締められたこの状況からの脱出はさとりの力では不可能だ。
 えへへっ、と笑ったあと、こいしは口を開いた。

「おやすみのちゅーしよっか」
「はい!?」
「はい、目閉じてー」
「ちょ、待って!? え、や、意味が分からない」
「ちゅー知らないの? 仕方無いなぁ。ちゅーは、唇と唇を重ね合わせたり、場合によっては舌を入れて――」
「ストップ! ちゅーの意味は知っているわ! 何故しなきゃいけないのかを訊いているの!」

 わざとなのか本気なのか、こいしはきょとんとした表情で首を傾げている。
 さとりは突然大声を上げたせいか、顔が赤く、息も荒い。

「んーダメ?」
「当たり前でしょう!」
「私さ、お姉ちゃんのこと、かなり好きだよ」
「……え? や、突然何?」
「多分、お姉ちゃんが想像しているよりも、私はお姉ちゃんが好き」
「えと……」
「でも、私はお姉ちゃんがどう思っているか分からないわ。いつも私の我侭を聞いてくれる。それはなんで? 今日だって、本気で拒絶しようと思えば出来たはずだよ。それは誰にでも振りまく優しさ? それとも――」

 さとりの背中に回していた腕を解き、頬をそっと撫でる。

「私にだけ見せる、私が好きだからこその優しさ?」
「こい、し……」
「嫌だったら、拒絶して。中途半端な優しさはいらないよ。ハッキリと、拒絶して欲しい」

 こいしは頬に手を添えたまま、ゆっくりと顔を近付ける。
 さとりは、正直なところ戸惑いを感じていた。こいしが嫌いなわけではない。
むしろ、さとりはこいしを大切に思っている。
 だが、実の姉妹でこんなことをしても良いのだろうか。いや、いけないだろう。そんな感情が渦巻いているのもあった。
 さとりがこんなことを思っている間に、こいしの顔はどんどんと近くなる。
 柔らかそうな唇が視界に入る。さとりは思わず、唾を飲み込んだ。どれほど柔らかく、心地良いのだろう。知りたい。感じてみたい。そんな欲望が、さとりをじわりじわりと支配した。
 そして――

「んっ……」
「っ……」

 こいしを愛しいと思う気持ちと欲望が勝り、拒絶をしなかった。
 重なり合った唇。
 ただ軽く触れるだけの、幼くて拙いキス。
 それなのに、二人は確かな心地良さを感じていた。マシュマロよりも柔らかくて、ふわふわとした感触。
 どちらともなく、背中に手を回して、密着を求めた。

「お姉ちゃん……」
「……こいし。んっ!」

 一度、唇を離した後、ぽつりと呼び合う。
 そして、また重ねる。
 何度も何度も重ねるキスは、次第についばむようなキスに変わっていく。角度を変えて、キスをする。
 こいしが、さとりの口内に舌を侵入させてきた。さとりは一瞬、ぴくりと体を震わせたが、少しずつそれを受け入れる。口内で所狭しと暴れ回る舌に、さとりの舌も絡まり合う。
 くちゅぴちゃと、独特の水音が二人の耳に響いた。

「ふぁ、ん……」
「……はぁっ、ぁ……」

 横になったままのキスなので、二人の口から漏れた唾液が枕につぅっと垂れる。
 だが、そんなことはもはや気にしていない。
 二人は目を瞑り、ただひたすらに互いを求め合う。
 ぎゅうっと抱き締め合う。唾液を交換し、それをこくりこくりと喉を鳴らして飲む。
 姉妹でこんなことをしているという事実が、二人の興奮を煽った。ぞくりと体を震わせてしまう。

「んぁっ……」
「ぁ……」

 息苦しさからか、唇を離した。
 互いの唾液で出来た銀の橋が、つぅっと数秒だけ二人を繋いだ。

「お姉ちゃん、すっごくえっちぃ顔してる」
「こいしだって、そうよ」

 さとりもこいしも、頬は朱に染まり、息も荒い。

「あっ、ん!? こ、いし……ゃ」
「柔らかい……」

 こいしがさとりの胸に触れた。パジャマの上からでも、柔らかい。指に力を込めるたびに、さとりの胸は形を変えた。

「ゃ、あ……んぁ」

 ふにふにと優しく揉まれたり、ぐにゅりと形が変わるほど強く揉まれる。その強弱の刺激が、微弱ながらも、さとりに確かな快感を与える。
 はぁっ、と震えるような息を吐くさとりを見て、こいしは自分の秘部が熱を持ち始めたのを感じていた。

「直接触るね」
「え、ひゃぅっ!?」

 パジャマの裾から手を差し入れる。突然のことで、さとりは思わずおかしな声を上げてしまった。

「あぁぁぁ! んっ……ふぁ」
「こりこりしてる……」
「ゃ、言っちゃ、だ……んぁぁ!?」

 こいしが手探りで、胸の先端部分に触れた。
 きゅっと摘んだり、指の腹でこねてみたりと、様々な刺激を与える。そのたびに、さとりが高い声を上げ、体をよじらせる。
 右手はパジャマの上から固くなった先端を摘み、左手は直に胸を揉みしだく。
パジャマが擦れて、それがさらに新しい刺激を生む。それは揉まれることやキスとは違って、ピリピリとした刺激だ。

「あっ、ゃ……んぁっ!」
「お姉ちゃん、お姉ちゃん」
「こいしっ、くぁ……」

 ぴくんぴくっ、と体を震わせて声を上げる。
 弄っているこいしも、自分の手で実の姉に快感を与えているという事実に、ぞくりとした快感を覚えていた。
 さとりは、無意識に零れてしまう声を恥ずかしく思い、口に手をあてて、耐えようとする。

「っ……ふっ」
「あ、ダメだよお姉ちゃん。声、聞かせて?」
「やぁっ!?」

 こいしはそれを許さず、右手でさとりの手を解く。
 そして、さとりの左手を自分の口に運ぶ。次の瞬間、さとりの人指し指にぬるりとした温かい感触が走った。

「んあっ!? こ、こいし! 何して……ぁ」
「ん……はむっ、んっ」

 こいしがさとりの指をくわえた。
 丁寧に、ぴちゃりくちゃりと音を立てながら、舐める。さとりはくすぐったさやらで、ぴくっと体を震わす。
 胸は執拗に弄られ、指には生暖かい舌が蛇のように這う。
 さとりは自然と、緊張で強張っていた体から、力が抜けていた。

「はっ、んぁぁ……くぅん」
「んはっ、お姉ちゃん……」

 指を口から離す。キスをした時みたいに、唾液が銀色の橋を作って、すぐに消えた。
 こいしは、さとりのパジャマから手を抜いた後、体を動かし、さとりを見下ろす形になる。そして、横を向いたままのさとりを、仰向けにさせた。

「お姉ちゃん、触るね」
「ふぁっ!? や、ぁ……んっ!」

 すうっと手を下半身に持っていく。
 パジャマの上から太股を撫でながら、ゆっくりと焦らすように秘部へと近付く。
 その事実を、ぼうっとした頭で認識するさとり。そこが濡れているのは、汗だけのせいでは決して無いだろう。

「あぁっ……」

 こいしがとうとう、パジャマ越しに秘部へと触れた。
 さとりはぴくっと腰を震わせて、艶のある声を上げた。
 くちゅり、と水音が聞こえた。
 パジャマの上からでも、確かな熱を指先に感じる。
 こいしは、ごくりと唾を飲んだ。

「お姉ちゃん、脱がすね」
「やっ!?」

 脱がそうとパジャマのズボンに手を掛けると、恥ずかしさからか、さとりがこいしの腕を掴んだ。
 こいしは、さとりの尻尾をきゅっと握る。ふさふさしていて、触り心地が良い。
 さとりは何故か、尻尾を握られると脱力してしまう。

「ん、いいこいいこ」
「ふぁ……んぅ」

 さとりの頭を撫でる。ふにゃりとした笑みを零す。これではまるで、本当にペットのようだ。
 犬耳を触られるのは嫌なのか、触れるとぷるぷると顔を振って拒絶する。
 そうやって、少しリラックスさせる。
 そして再び、ズボンへと手を伸ばした。
 ゆっくりと、少しずつ脱がしていく。

「お姉ちゃん、ちょっと……いや、やっぱり良いや」

 ちゃんと脱がすために、足を少し上げてもらおうかと考えたが、もう今はそれすらも面倒だ。と、こいしは思った。
 膝下まで下げられた下着とパジャマのズボン。それらは、じわりと染みが出来ていた。
 こいしが、さとりのそこをジッと見つめる。お風呂で見るのとは、感情も状況も違う。薄いピンク色の秘部は、ひくついていて、開きかかった状態。こぽっと愛液が垂れている。

「お姉ちゃん……」
「……あぁっ、んゃ……あっ、ふぁ!」

 指でそこをなぞる。
 くちゃぴちゃと音が響く。
 胸を弄られるよりも強い刺激が、さとりに伝わる。
 そこを刺激されるたびに、まるで軽い電流が走ったような錯覚に陥る。さとりの意思とは関係無く、腰がぴくりと跳ねてしまう。
 こいしは、そんなさとりの見たことの無い姿に、確かな興奮を覚えていた。
 もっと乱れる姿を見たい。もっと声を聞いてみたい。そんな感情から、次第に愛撫が激しくなる。

「あぁぁ!? こ、いし……ゃ、もう……ダメっ! んっ~!」

 さとりは目をギュッと強く瞑って、ひときわ強く体を震わせた。ぴくっぴくっと、しばらく震えた後、はぁっとため息を吐いて脱力した。
 それを見て、こいしは満足半分不満半分だった。

「むぅ、お姉ちゃん」
「はぁ……はぁ、何――ってこいし!?」

 さとりは驚きの声を上げた。
 何故なら、こいしが自らパジャマを脱ぎ始めていたから。
 上まで脱いで、幼いながらも女性の膨らみが露になる。桜色の突起が、自己主張をするかのようにぴんと立っている。
 ズボンも下着も脱いだ。
 脱ぐときに、下着と秘部がつぅっと糸で繋がっていたのを見て、さとりは体が熱くなる。達したばかりの体は、まだまだ熱をもっている。

「こいし……」
「……お姉ちゃん」

 こいしは自分の足を、さとりの足の間に割り込ませる。
 ぬるりと愛液で濡れたそこを、さとりの秘部に重ねた。
 くちゅっと音がした。

「ふぁぁぁぁっ!」
「んぁっ!」

 熱い秘部がぬるぬるとした感触とともに、二人に未知の刺激を与える。
 それは、思わず腰を引いて逃げそうになるくらいに強い刺激だ。頭の中が真っ白になってしまう、と思いながらも、こいしは必死に擦り付ける。
 擦り付けるたびに、ぴちゃくちゃと粘着性を帯びた水音が二人の耳を刺激する。さとりの犬耳が、ぴくんぴくんと震えている。

「はぁっ、お姉ちゃん……あぁっ! んっ……ふぁっ、ゃあ!?」
「こいし、こいしっ! あぁっ!? ふぁぁぁ、んっ!」

 息荒く、そこをただただ擦り付ける。
 こぽっと溢れ出す愛液が、シーツを濡らす。
 だが、そんなことはもはや気にしていない。
 より強い快楽を求めて、必死に腰を動かすだけだ。

「お姉ちゃん……私、そろそろ……あっ、やぁ」
「こいしっ……んっ」

 ぞくぞくと背中を何かが昇るような快感。
 互いに限界が近いことを悟る。
 こいしはさとりの手をギュッと握る。さとりも、ギュッと握り返した。
 ひくひくとひくついているそこを、強くぶつけ、そして擦り合わせた。

「お……お姉ちゃんっ! あ、くぅあ……あぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「こいしっ、こいしっ……んぁっ、ゃら、あぁぁぁあぁぁぁぁぁ!」

 ぶるりと大きく震え、腰は跳ね、二人は絶頂へ達した。
 ひくりと二人の秘部から、ひときわ愛液が溢れた。
 こいしは達した刺激に耐えきれず、さとりに倒れ込んだ。

「ちょ、こいし、大丈夫?」
「んっ……ぅあ」
「……寝てる?」

 慣れない疲労と刺激にか、こいしはさとりの胸の上で眠ってしまっていた。
 さとりはため息を一つ吐きながらも、こいしを優しく撫でる。
 そして、さとりも意識を手放すように、眠りに入った。





「んっ……あれ?」

 次の日の朝、さとりが目覚めると、チョーカーは勝手に外れていた。
 慌てて犬耳と尻尾の有無を確認。
 それらは無事、ちゃんと消えていた。

「はぁ……良かったぁ。おや?」
「……すぅ」

 隣りには、穏やかに眠るこいし。
 それを見たさとりには、ある感情が湧き上がる。
 右手にはチョーカー。
 目の前には無防備な妹が裸。

「ふ、ふふ……ふふ」

 目を光らせて妖しく笑うさとり。正直、妖しすぎる。今のさとりは、八雲紫よりも妖しいだろう。
 そしてチョーカーを、眠っているこいしの首に装着した。
 こほん、とわざとらしい咳を一つしてから、口を開く。

「こいし、ブリッジ」
「きゃうっ!? ぅ……え、何これ!?」

 眠っている状態でも体は勝手に動くようで、ブリッジの体勢になる。
 そのせいで、こいしは目を覚ました。当たり前だ。ブリッジをしながら眠れる少女が存在したら、それは限り無く化け物に近い。

「ブリッジやめ。お手」
「え……」

 そこでやっとこいしは、自分にチョーカーがつけられたことに気付いた様子で、額に汗を流している。
 そんなこいしとは対照的に、珍しいほどに爽やかな笑顔のさとり。

「えーと……お姉ちゃん?」
「こいし、犬耳と尻尾似合っているわよ。24時間、こいしが昨日私にしたこと全て、やってあげるから安心して」

 どこまでも笑顔なさとりに、こいしはぞくりとした。
 見事に攻守逆転された、こいしだった。
 









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