絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

魔女と吸血鬼のカンケイ

レミパチュ。リハビリ程度に。




 
「なぁ、パチェ」
「んー何レミィ?」
「キス、してみないか?」
「はぁっ!?」





 『魔女と吸血鬼のカンケイ』





「……パチェ、親友にいきなりロイヤルフレアは酷いと思うわ」
「はぁ、はぁ……親友にキスしようなんていう、頭が春なやつにはちょうど良い一発でしょう?」

 いつもの冷静沈着なパチュリーは何処へいったのか。
 今は顔を真っ赤にし、肩で息をしている状態だ。
 対するレミリアは、既に再生が終わり傷が癒えていた。

「まったく……服までは再生出来ないのだから、もう少し考えて行動して欲しい」
「レミィに言われたく無いわ」

 レミリアの着ていた衣服は全て燃え尽きてしまい、再生しても全裸状態である。
 陽が苦手で、普通よりも白い肌。身体の線自体が細く、折れてしまうのではないか。そう思うほどに、酷く幼い身体。だが、吸血鬼という種族とレミリア自身の圧倒的能力があるため、下手な行動を起こした方が、散るだろう。

「とりあえず、服着なさいよ」
「キスは?」
「帰れ」

 パチュリーからすれば、何故こんなにキスに拘るのか分からない。
 レミリアは全裸のままだが、それを気にしてる様子は全く無い。
 無頓着なのか、単なる馬鹿なのか。
 パチュリーは親友として、出来れば後者では無いことを願った。

「いや、この前見たのよ」
「何をよ?」
「霊夢と文がキスする場面」
「っ!? はぁっ!?」
「それで、何でそんなことをするのか理由を訊いてみた」
「馬鹿? そういうときは、何も見なかったかのように去るのが消極的に解決する方法でしょう」
「そうしたら、額へのキスだから友情の証だって」
「…………へ?」
「だから、そこで思ったのよ」
「何を?」

 もう嫌な予感しかしなかったが、一応訊いてやるパチュリー。

「私とパチェ、長い間親友だけど、キスしたことないなぁってね」
「私たちは普通の親友でいましょう」
「普通って何さ?」
「ぅ……答え難いこういう時だけ突っ込んでくるのね」
「ま、だからキスさせてもらうよ」
「ちょ、ちょっと!?」

 パチュリーの肩を掴む。
 慌てるパチュリー、楽しそうなレミリア。

「くっ!?」
「二度同じ手は食らわない。実戦でもそんな甘い考えだと、死ぬよ?」

 もう一度ロイヤルフレアを発動させようとしたが、スペルカードを爪で裂かれた。
 二度同じ手を食らうほど、レミリアは馬鹿じゃない。

「れ、レミィ、落ち着いて話しましょう」
「私は落ち着いてるよ。大丈夫、私も額にするからさ」
「そういう問題じゃなくて!」
「あんまり騒ぐと、額じゃなくてその煩い唇にキスするわよ?」
「いや、ほら、小悪魔だっていつ戻って来るか分からないし」
「私たちの友情を見せてやれば良いじゃないか」

 そっとパチュリーの前髪に触れる。
 ぴくっ、と震えてしまうパチュリー。逃げようと身をよじるが、いつの間にか腰に片腕を回されていて、抜け出すことが不可能だった。
 前髪を少し横に流して、額をあらわにする。

「ゃ……れ、みぃ」
「あは、パチェ顔真っ赤。そんなに恥ずかしがらなくても良いじゃない。一瞬で終わるよ」
「っ……」

 観念したのか、パチュリーは目をぎゅ~っと、強く閉じる。
 ぷるぷると小刻みに震えて、顔も真っ赤な状態。
 とても100年生きている魔女には見えない。ただの可愛らしい少女だ。
 そんな珍しい親友の姿を見て、レミリアは笑ってしまいそうになる。

「いくよ、パチェ」
「……っ」

 額に軽く、キス。
 唇ではないが、これはこれでとても恥ずかしい行為に感じられた。

「きゅぅ~……」
「え、ちょ、パチェ!?」

 あまりの恥ずかしさに、耐え切れなくなったパチュリーは、その場に倒れた。
 この後、一週間以上パチュリーはレミリアと口もきかず、目すら合わせなかったそうな。







あとがき


PATYURYYYYYYYYYッ!
そんなテンションで軽く書きました。
パチュリーさん書いたの久し振りかもしれない。
さて、次はゆかてん。
ゆかてんはもう、7割出来上がってます。毎日5分ずつちまちま書いてたので。




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