絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

ヤマパル

甘いのリハビリ中。
 ちゅっ、と軽く唇を重ねた。

「えへへ~」

 小さな赤い舌をぺろっと出して、照れたように笑う。

「なぁに照れてるのよ」

 パルスィはそんなヤマメの額を、軽く小突く。

「あうっ」
「……ふんっ、ばーか」
「む、パルスィ酷いよ!」

 頬を膨らませて、パルスィを睨む。
 パルスィは、両手をヤマメの頬にそっとあてる。そして、力をぐっと込めた。
 膨らんでいた頬が潰され、わわっと驚くヤマメを見て、パルスィは意地悪そうにくつくつと笑った。

「酷い! パルスィはイジワルだぁ!」
「まったく……妬ましいわ」
「むぅ……何がさ?」
「怒った顔まで可愛いなんて……妬ましいわ」
「んなっ!?」

 予想外の言葉に、ヤマメは顔に紅葉を散らす。
 パルスィは意識せずに言ったようで、首を傾げている。

「……パルパル、不意打ちは卑怯だよ」
「わけ分からない。というか、パルパル言うな」
「ぅー」
「ちょ、何よ?」

 ぎゅ~っと、パルスィに抱き付く。
 身長はパルスィの方が高く、ヤマメが抱き付くと、ちょうどパルスィの胸にヤマメの顔が埋まる。
 引き剥がそうと、力を入れるが、ヤマメは離れない。

「離れろ! こら!」
「い~や~だっ! パルスィが悪いんだもんっ!」
「はぁ!? わけ分かんないってば!」
「今顔見られたくないの! おとなしくしてて!」

 赤い顔を見られたくない。そんな気持ちでいっぱいだった。
 もっと力を込めて、離れない意思をパルスィに伝える。
 とくんとくん、と鼓動が聞こえる。

「パルスィ」
「言うな、馬鹿」
「ううん、言う。すっごいドキドキしてるね」
「……ふん、あんたもでしょ」
「うん……」

 パルスィは、もう引き剥がそうとはしなかった。
 その代わり、ヤマメの背に腕を回して、抱き締め返す。
 一瞬ぴくっと震えたが、抵抗は無かった。
 沈黙が続く。
 だけど、決して嫌な沈黙では無かった。
 むしろ、どこか心地良い。

「ね、パルスィ」
「んー?」

 ぽつりと、ヤマメが言葉を紡ぐ。

「パルスィさ」
「何?」
「胸、ちっちゃいね」
「くたばれ!」
「痛っ!?」

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