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絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

手紙

プチ投稿作品『手紙』
いいふみの日SS。凄く短い。





 私に一通の手紙が届いた。神綺様からだった。
 神綺様からの手紙は初めてのことでは無かった。
 送られて来る手紙の大体の内容は、魔界での出来事や私の心配で綴られていた。
 今回もそんなとこだろうと、自室で手紙を開く。


『突然の手紙でごめんなさいね』
 いつものことだから気にしないです。

『本当に、今でもアリスちゃんが心配でなりません』
 心配かけてごめんなさい。でも、もう子供じゃありません。

『アリスちゃんは、子供じゃないんだから、と言うかもしれませんが、私にとってはいつまでも大切な娘です』
 正確には親子ではないけれど、そう言われると嬉しいです。

『辛くはありませんか?』
 大丈夫、上手くやっています。

『ちゃんと笑えてますか?』
 素直じゃない私には、少し難しいです。

『風邪はひいてないですか?』
 そんなに軟弱ではありませんので大丈夫です。

『たまには魔界に顔を見せて欲しいです』
 今はまだ、行けません。貴女に会う時は、もっと立派になっていたいから。

『私も夢子ちゃんも、いつでも待っていますからね』
 本当に、ありがとうございます。私は幸せ者です。

『でも、もし……今の生き方に、生活に疲れてどうしようもない時は、すぐに戻って来て下さい』
 こんなにも、心配してくれている。

『時間があれば、アリスちゃんからもお手紙をくれると嬉しいです』
 そうだ。私は一度も返事を書いたことがない。

『それでは、またね。アリスちゃんの母、神綺より』



 私は余ってる便箋を引き出しから取り出す。
 チラリとカレンダーを見ると、今日は11月23日、いいふみの日だ。
 今まで素直じゃないから返事の一つも書けなかった私だけれども、これを言い訳にして素直になれる。
 いいふみの日だから手紙を出すんだ。
 そう、いつも私を心配して、手紙を送ってくれる大好きな神綺様。いや、お母さんに。
 今まで素直になれなかった分を、全てこの一通の手紙に込めて、送ろう。

 大切な人へ、思いよ、届け。
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