絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

大好きだよ

ねちょこんぺ第五回投稿作品。
子どもは見ちゃ駄目ー。




「突撃天子の昼御飯」
「ごふぁっ!?」

 天子の口の中に入っていたお米さんが吹っ飛んだ。

「汚いわね……」
「あんたのせいでしょ!?」

 美味しく楽しくお昼御飯を食べている最中、いきなり目の前にあるデザートの桃から人の手と顔だけニョキッと出てきたら、誰だって吹き出してしまうだろう。

「よいしょっと……」
「……うわぁ」

 天子の目の前にある桃から紫がゆっくりと出てくる。
 こんな場面を子どもが見たら、一生桃を食べれないトラウマになるだろう。

「リアル桃太郎ね。いや、こんな気持ち悪いシーンと一緒にしたら桃太郎に失礼だわ」
「じゃあ私は、やくももゆかり。桃のようにピチピチなお肌」
「帰れバカ」
「あら、つれないわねぇ」

 天子が起こした異変以降、紫はよくここに顔を出すようになった。天子は最初、天界に居座った萃香に会いに来てるのかと思っていたのだが、紫は天子に会いに来てると言った。
 意味が分からないといった表情を浮かべた天子に対して、紫はただ笑うだけ。
 それからというもの、流石に毎日ではないが、頻繁に訪れるようになった。

「あんたさ、せめて普通に現れなさいよ」
「インパクトって大事じゃない?」
「インパクトありすぎなのよ! 今回のは軽くトラウマになるわよ!」
「桃一つ貰うわね」
「聞けよ! 人の話を!」

 桃を食べながら、天子を軽く無視する紫。
 天子はただ溜め息を吐くしか無かった。



「ごちそうさまでした、と」
「いえいえ、お粗末様でした」
「あんたが作ったんじゃないでしょうが!」

 食器を片付けに運ぶ天子。
 なるべく早くに帰ってくる天子。
 しかし、時既に遅し。紫が天子の日記を読んでいた。

「今日はつまらなかった。……え、日記って言えるの? これ」
「放っておいてよ馬鹿!」

 紫から日記を奪い返す。内容を見られたせいか、少し顔が赤い。天人といえども、そういうところは女の子らしい。紫は思わず、クスッと笑った。
 あまりにも、自然に笑う紫を見て、天子は不審がる。

「何笑ってるのよ? いや、何企んでいるのよ?」
「あら、失礼ね。何も企んで無いわよ」
「あんたが笑う時は、何か企んでいる時だって前に萃香が言ってたわ」
「……萃香はお仕置ね。失礼だわ。私だって普通に笑いますわ」
「うさんくさいのよ」

 大体、天子は紫を信用していない。紫が何故自分に会いに来てるのか、その理由が未だに分かっていない。何度訊いても紫は、のらりくらりとかわして教えてはくれなかった。
 現れては、天子をからかい、適当な会話をして帰る。そこには特に用事があるとは思えなかった。

「ねぇ、あんたさ」
「んー?」
「本当に、何で私に会いに来てるの?」
「さぁ、何ででしょうね」

 扇で口元を隠しながらそう言う紫は、やはりうさんくさいことこの上無かった。
 天子はむぅ~、と唸り悩む。悩ましい。

「分かんないから訊いてるんじゃない」
「でしょうね」
「腹立つわね……」

 信用はしていないが、正直なトコ、暇が大嫌いな天子は紫とのやりとりをそれなりに楽しんでもいる。
 今までは、不良天人と周りから呼ばれ、近寄る物好きなどいなかったから、人との何気無いやりとりが、天子は少し楽しかった。

「あーそうそう。私、明日からしばらくは来ないから」
「……え?」

 まるで挨拶をするかのように、軽い口調で言った。紫のその言葉に、天子は一瞬、そう、ほんの一瞬だけ、瞳の奥がぐらついた。だがすぐにいつもと同じような瞳に戻る。

「あっそ。清々するわ」
「あら、少しくらいは寂しがって欲しかったですわ」
「何でこの私が寂しがらなきゃならないのよ。大体、私はあんたに一度も来てくれなんて頼んで無いわよ」
「そうね」
「ほら、さっさと帰りなさい。ここには何も面白いものなんて無いわよ。そしてもう来るんじゃないわよ」
「天子をからかうのが面白かったわよ? 生き甲斐にしても良いくらいに」 
「そんな迷惑なもの生き甲斐にするな!」
「はいはい、そんな怒らないの。ほら、私の等身大ゆでたまごをあげるから」
「いらないわよ……ってデカッ! 何このゆでたまご!? しかも本当にあんたの形してるし!」

 天子に気持ち悪いと激しく拒否をされて、紫は隙間から取り出した等身大紫ゆでたまごを残念そうに再び隙間にしまう。天子は、隙間って便利だなぁ、でも使い方おかしいよね、と心の中で呟いていた。

「それじゃあ、またね」
「もう来なくて良いわよ」

 天子の愛想の悪い返事を聞いて、紫はクスッと笑顔になり隙間に消えた。
 さっきまで騒がしかった室内が、静かになる。
 なんとなく、そわそわして落ち着かない。

「……寝ちゃおうかしら」

 天子はベッドへとダイブする。柔らかくて温かい感触が、心を落ち着かせてくれた。
 ふと目を瞑ると、このまま眠れそうな気がした。
 そうして、天子は眠りに着いた。





「むぅ……本当に来なくなった」

 自室でぽつりと呟く天子は、少し不機嫌そうな表情を浮かべている。
 あれから一週間以上経ったが、その間、紫は一度も現れなかった。
 天子はお気に入りの女性用要石型枕をギュッと抱き締め、顔を深く押し付けていた。
 信用はしていないけど、やっぱり少し寂しいのだろう。
 他人との普通の会話にさえ飢えていた天子には、今この状況はとても切なく感じていた。
 また、独りになるのか。そう思うと、胸がきゅっと締め付けられる気がして、苦しかった。

「何がまたね、よ……」

 さらに強く枕を抱き締めて、そう呟く。
 その小さな呟きさえ、静かな室内ではよく聞き取れた。
 紫が来なくなったこと。これはただ、天子の生活が元に戻っただけだ。
 暇で、一人で、ただ地上を見下ろしているだけの日々。そんな生活。

「また異変でも起こしてやろうかしら……いや、それはダメか」

 紫が来なくなったから、異変を起こすなんて。それではまるで、紫が構ってくれなくて寂しいから拗ねているだけだ。
 実際、傍から見たらそうとしか言えないのだが、天子はその事実を認められるほど、素直では無かった。

「あーもう! 何で私があんなやつのことで悩まなきゃならないのよ!」

 勢いよく立ち上がり、女性用要石型枕を天井に投げ付ける。
 ぼふっと天井に当たった後、重力に従い落下してきた要石型枕が頭にぶつかった。

「ぅ~……寂しくてなんてないもん。信用してないし」

 ベッドにごろんと横になり、そう言う天子の表情は、少し苦しそうだった。辛そうだった。信用してないとは言うが、それ以上に一緒に居て欲しいという感情がある。独りはもう嫌だ、けれども素直になんてなれない。
 そんな感情が、天子の中をずっと渦巻いていた。

「寂しくなんて……無いけどさぁ……けど」
「けど、どうしたの?」
「なんていうか、切ないっていうか……ってきゃぁぁぁぁぁぁ!?」
「ちょっと、煩いわよ。叫ぶならトイレで叫びなさいな」
「トイレで叫んだらいろいろと異変じゃない! っていうか何であんたが居るのよ!?」
「呼ばれて飛び出てすきままま~んって感じかしらね」

 天子はベッドの横に突然現れた紫に驚き、寝転がっていたのを止めて、飛び上がる。
 幻覚でも幻聴でもない。確かにそこには紫が居た。いつもと同じような、変わらないうさんくさい笑みを浮かべて。
 それを見た瞬間、天子はなんだか泣きたくなった。理由は、天子自身よくわからなかった。ただ、泣きたくなったのだ。

「ちょっと!? な、何? どうしたの!?」
「ふぇ……うぇぇぇぇ」

 悲しいのか、嬉しいのか、安心したのか、不安なのか、涙が零れる理由は分からない。
 子どもみたいに泣く天子に、戸惑いを隠せない紫。

「えーと、どうしましょう。というか何故突然泣くのよ」
「分かんない、わよ。ぅ……くっ、うわぁぁぁぁぁん」
「あーもう!」
「ふぇ!?」

 紫は天子をギュッと抱き締めた。
 天子の顔が、紫の胸に埋まる。

「泣きやむまで、そうしてなさい」

 穏やかな声が、天子の頭上から聞こえた。
 こんな時に優しくするなんて、反則だ。そう思いながら、天子は泣き続けた。



「えーと、さっきのことは忘れてくれたりしない?」
「可愛かったから忘れませんわ」
「うぅ……」

 泣きやむまで、ずっと抱き締めてもらっていた天子は、恥ずかしさに顔を赤くする。

「なんで泣いたかは、訊いて大丈夫かしら?」
「自分でも、よくわからなかったのよ。なんか切なくて、苦しくて……そんな時に、あんたが現れて……」
「なんで切なかったの?」
「……」

 天子は黙る。
 理由は、冷静になった今ならより分かった。
 だけど、それを口に出来るほど、勇気も無ければ素直じゃない。

「私に教えてちょうだい。天子」

 名前で呼ばれる。
 ただそれだけで、天子は温かい気持ちになれた。
 言えるかもしれない。だけだ、拒絶させるかもしれない。
 不安は、臆病に繋がる。
 無意識に震える体。酷く静かに感じる部屋。全てが苦しい。

「大丈夫、落ち着いて」
「ぅ……」

 また泣き出しそうな天子の髪を、優しく撫でる。
 その行為に、天子は力が抜けて倒れそうになったが、なんとか堪えた。

「天子、私が何で頻繁に貴女の元を訪れていたか分かる?」
「……分かんないわよ」

 天子が何度訊いても教えてくれなかったのだから、分かる筈が無い。

「貴女を監視するためよ」
「っ!?」
「貴女の能力は扱い方次第では幻想郷崩壊の危機に繋がる。幻想郷でそういう能力を持つ者は性格上、危険は無いのよ。貴女を除いて、ね」

 知りたかった事実が、こんなにも今、天子の心を苦しめる。
 だけれど、紫は話すことを止めない。

「貴女の性格は危険だった。我侭だけでなく、周りを全て見下した態度。また異変を起こすのではないかと、私は貴女に監視という目的で会いに来ていた」
「もう……止めてよ」

 胸が締め付けられるように、苦しい。
 なんとか絞り出した言葉は、震えていた。

「そう、最初はそういう目的だったのよ。でもね、貴女と会話を交わして、くだらないやりとりを交わして、貴女のことを知ってゆくうちに、そんな目的は無くなっていたわ」
「え……?」
「ただ、貴女に会いたい。貴女とくだらないやりとりをして、笑い合いたい。そう、天子、私はね」

 一呼吸、置く。
 高鳴る鼓動は、どちらのものか。
 紫は、天子の瞳をじっと、まっすぐ見つめて、言う。

「私は、貴女が大好きなのよ」
「っ!?」

 その言葉を聞いて、天子は両手で自分の顔を覆う。

「うそ……」
「嘘じゃないわよ」
「私、我侭だし……」
「寂しかったのでしょう? 仕方無いわ」
「素直じゃないし……」
「これからは私が素直にさせていってあげる」
「不良天人だし……」
「私は構わないわ」
「私……私……」
「もう、無いわね?」

 そっと、天子の顔を覆っている両手に触れて、その手を外す。涙でぐしゃぐしゃになった、天子の顔が露になった。

「ゆか、り……」
「ん?」

 紫の名を天子がちゃんと呼ぶのは、初めてかもしれない。

「私も、紫が好き。寂しかったよぉ……」

 紫に好きと言われて、臆病だった天子に少しだけ勇気が付いた。素直になれた。ただ、恥ずかしくて顔を見られたくないからか、紫に抱き付き、胸に顔を埋めた。

「あらあら、甘えん坊ね」
「ぅー……意地悪。大体好きなら何で一週間以上も来なかったのよ」
「私にだって気持ちの整理をする時間が必要だったのよ」
「むぅ……」

 可愛らしく頬を膨らませる天子。
 それを本当に愛しく感じながら、紫は天子の頭を撫でる。さらさらの髪が、心地良かった。

「でも、寂しかったもん……」
「どうしたら許してくれる?」
「……寂しさとか忘れるくらいに、愛してくれたら許す」

 恥ずかしそうにしてそんなことを言う天子に、紫はもう我慢が出来なかった。
 天子の顎をくいっと上げて、目を瞑り、唇を重ねた。

「ん!? んー!」

 突然のことに、目を大きく見開いて驚く天子。
 そんな天子にお構いなしに、唇を何度も何度も重ねた。その度に、天子の唇から息が漏れる。
 最初は驚いていた天子も、次第にリラックスした表情になり、目を瞑った。
 重ねるだけの、子どもみたいなキス。

「天子、好きよ。愛してる」
「やっ!? 何して……」

 紫が天子の服に手を掛けた瞬間、天子は暴れる。ここまでされるのは予想外だったのだろう。

「貴女が愛してって言ったんじゃない」
「意味が違うわよ!」

 天子はただ純粋に愛して欲しいと言ったのだが、紫はそれを別の意味に捉えていたらしい。

「あらそう。でも、もうだーめ。貴女が可愛すぎるから完全にスイッチ入っちゃった」
「そん……な、んぅっ!?」

 また唇を重ねる。そして、そのままゆっくりとベッドに押し倒した。
 今度のキスは違う。
 紫は舌を天子の口内に侵入させようとするが、天子は唇をきゅっとして開かない。仕方無く、紫はしつこく攻めることにした。角度を変えて、啄むようなキスを何度も何度も繰り返す。甘い匂い、柔らかい感触、唇という敏感な部分を何度
も舌で舐められたりした結果、天子は力が抜けて、口を開いた。

「んっ! んぁっ! んー……」

 その隙を紫が逃すわけもなく、舌を侵入させる。
 歯茎をなぞり、口内を丁寧に舐めあげ、天子の可愛らしく小さい舌に絡ませた。
 くちゃりぴちゃりと、水音が室内に響く。
 一旦唇を離し、今度は天子の舌を唇で挟んで吸う。
 ピクッピクッと反応する天子を見て、紫はその隙に天子の服を脱がしにかかった。力が抜けて抵抗しない天子だからか、案外と容易く脱がすことが出来た。

「ん、天子可愛いわよ」
「はぁ、はぁ……ばかぁ。あんまり見ないでよぉ」
「これを見るなっていうのは地獄よりキツいですわ」

 天子が今身に着けている物はピンク色のショーツと靴下のみ。胸には何もつけていなかった。

「ブラは付けないの?」
「……ぅー私には必要無い物よ! 悪い!」
「あーそうかもね。でも」
「ひゃっ!?」

 さっきのキスのせいか、平たい胸でもしっかりと自己主張するかのようにピンと立っている桜色の突起を指で弾く。

「私は好きよ。天子の胸」
「は、恥ずかしいこと言うなぁ……やっ! あんっ、やぁ……」

 くりくりと人指し指の腹で突起を転がす。その度に天子は甘い声を上げる。
 紫はそれを弾いたり、胸全体をこねるような手つきで触る。体を震わせる天子を見て、紫はぞくりとした。
 もっと可愛い天子が見たい。そんな欲望が、さらに攻めを強くする。

「んにゃぁ……吸っちゃ、やぁ……んあっ!」

 わざと音を立てて、突起を吸う。ちゅくりと音が響く。
 吸って、舐めて、軽く甘噛みをする。
 空いている方の胸は、手で弄り回す。小さいけれど、柔らかく温かい。
 天子は次々に与えられる刺激に痺れていた。無意識に逃れようと体をよじると、紫が体を掴んで離さない。そしてまるで逃げようとしたお仕置とでも言っているかのように、攻めが強くされる。

「あぅっ、やぁ……紫、私変に、なっちゃ……にゃぅ」
「ああ、可愛いわよ。天子」

 耳元でそう囁いた後、再び胸の先端をちゅうちゅうと吸う。
 天子の腰がピクッピクッと小刻みに震えるのを見て、紫は一層激しくした。
 軽く噛んで、吸いあげる。片手で空いている方の突起を摘んだ。

「やっ、ふわぁ!? やぁ……んっ!」

 天子はその瞬間、体を大きく震わせた。
 そして脱力。
 息も荒く、目がとろんとして、体には玉のような汗をかいていた。

「あんっ! ちょ、紫ぃ……だめだめ! だめだってばぁ」
「まだよ、天子」

 達したばかりの天子のショーツに、指をつつっと伝わせる。
 ピンク色の可愛らしいショーツは、既に濡れていて、そこの形を表していた。
 天子は恥ずかしそうに、いやいやと首を振るが、今の紫には逆効果。より興奮を煽るだけだった。

「脱がすわよ」

 返事も聞かずに、ショーツに手を掛ける。
 天子は抵抗しようにも脱力しきっているため、動けない。
 ショーツと天子の秘所が、くちゅりと卑猥な音を立てて離れる。糸のように透明の液が、しばらくの間、細い橋を作っていたが、すぐ崩れた。

「紫……恥ずかしい」
「大丈夫よ」
「ぅー……何が大丈夫なのよ」
「私の理性は大丈夫じゃないけどね」
「え、ちょ、んあっ!」

 指で縦筋をなぞられる。
 濡れたそこは、熱くて、それでいてプニプニしていた。

「んっ! あぁっ! やぅ……」

 指で秘所をなぞりつつ、紫は天子の体にキスの雨を降らす。
 首筋や耳、鎖骨、さらにはおへそまで。だんだんと下へ向かう紫に、天子は快感の刺激のせいで気付かなかった。
 紫は目の前にある天子の秘所を見る。
 とろとろに溢れたものに、ひくついているピンク色のそこ。もう理性などは一欠片も無かった。
 ぺろっと縦筋に沿って舐め上げる。

「ひゃぅっ! そんな、とこ、んあっ……舐めちゃ、やぁぅ」

 天子の言葉を無視して、舐める。ぴちゃぴちゃという音が、より興奮させた。舐めるだけでは足りなくなった。
 紫はそこにむしゃぶりつくかのように、秘所を口に含む。

「やっ、やっ、あんっ! ひゃぁ、ぅん……んぁっ!?」

 じゅるじゅるとそこを吸い上げる。溢れる愛液は、渇くことを知らない。
 紫は、そこに舌を侵入させた。天子が腰を浮かせて、ピクッと反応したが、しっかりと両手で天子の腰を掴み、固定する。
 舌をきゅうきゅうと締め付けるそこは、溶けてしまうのではないかというくらいに熱かった。

「ひゃぅっ! やぁん、あっ……やぁ、にゃぅ、紫……また、おかしくなっちゃ……」

 限界が近いことを悟った紫は、舌を激しく抜き差しし、自己主張をしていた陰核を指で思い切り弾いた。
 その瞬間、天子の腰が跳ね上がった。

「やぁ! んぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 何度かピクッピクッと震えた後、浮いていた天子の腰はゆっくりと元に戻った。

「ゆか、り」
「天子、大好きよ」

 紫は、肩で息をしている状態の天子に、軽く重ねるだけのキスをする。
 すると、天子は安心したような穏やかな表情で、眠りに着いた。



◇◇◇



「紫のえっち……」

 ぶぅ、と頬を膨らませている天子。腰に力が入らないため、ベッドに横になったままだ。
 紫はそんな天子を愛しげに見つめている。穏やかな表情を浮かべながら。

「天子が可愛すぎなのよ。私は悪く無いですわ」
「なぁによ、それ」

 少し照れたように言う天子の髪を、そっと撫でる。
 天子はくすぐったそうに身を動かすが、逃げはしなかった。

「ねぇ、紫」
「何かしら?」
「大好きだよ」
「私も、大好きよ」

 二人、なんとなくクスッと笑った。






以下、投稿したときのあとがき。

『憂い』→切ない、苦しい。で書きました。
ゆかてんは正義。
この暗くなりそうなお題で、なるべく甘く、柔らかく書きたくて、こうなりました。
読んで下さって、ありがとうございました。



以下、全てが終わって。

いやぁ、初参加でこのお題。難しかった。
本来、ギャグも書く予定でしたが、これが書き上がった時にはもう締め切り50分前くらいで、とてもとても余裕がありませんでした。このブログで時間が足りないと喚いてた気がしますw
結果は41作品中27位。
あー楽しかったです!


ネチョSS | コメント:4 | トラックバック:0 |
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コメント

こうがです。…いやいや、あか。です
昨日のチャットお疲れ様でした。まさか喉飴さんがまだ自分の名前を覚えていてくださるとは…恐縮です。というか、本当にビックリですw
ねちょこんに投稿されていたのですか! 気づかなかった…自分もこんなことなら投稿すればよかったです。本当は投稿する予定だったのですが前日でギブアップしてそのまま期間終了しましたからねww
自分もそろそろ夜伽のほうに参戦したいと思いうので、そのときはよろしくですw
昨日は本当にお疲れ様でした。
2009-06-28 Sun 15:26 | URL | あか。 [ 編集 ]
覚えてますとも!
いきなり作品まで消えてましたから、勝手に心配してましたww忘れるわけがありませんよ。昨日、会えて嬉しかったですよ。
私、最初は3作品投稿予定だったのですが、見事に予定崩れまくりましたw
本当はギャグも書きたかったのですよー。でも臆病になってしまいましてw
おーあか。さんの作品待ってますよーwあ、でも夜伽にあか。さんと似たペンネームの『あか』さんという方が既にいらっしゃいますから、気をつけて下さい~(何を気をつけろというのだ
ではではー、昨日は本当にお疲れ様でしたー!
2009-06-28 Sun 15:40 | URL | 喉飴 [ 編集 ]
喉飴様こちらでは初めまして!私のブログに書き込みありがとうございました!

喉飴様のゆかてん話でこの話が一番好きです。
紫の「貴女が大好きなのよ」から「もう、無いわね?」までの一連のプロポーズの言葉が好きすぎて、ここだけ何度も読み直してはニヨニヨしております!天子の全てを受け入れる紫の優しさ、やっと素直になれた天子の心、このシーンの全てが良すぎます。少し前の「貴女を監視するためよ」の台詞で一旦落とすだけ落としているだけに、その後の告白の破壊力が半端じゃないです。

ネチョシーンも大興奮です!あと冒頭の「突撃天子~」は笑いました。
お互いを大好き、と言っているストレートさが好きなゆかてん作品です!
2010-06-01 Tue 03:16 | URL | 兎と亀マスク [ 編集 ]
いえいえ、こちらこそご感想ありがとうございます!

にゃんと!? このお話が一番ですか!
かなりストレートな作品でしたが、そう言ってくださると嬉しい限りです!
2010-06-01 Tue 12:46 | URL | 喉飴 [ 編集 ]

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