絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

惚れ薬騒動~風祝と博麗の巫女

少しの間だけ裏版惚れ薬騒動をなんとなく置いときます。いつ消すか未定。消さないかもしれないし、今日消すかもしれないです。気分屋なんで。
夜伽に投稿した作品です。
18歳未満は見ちゃ駄目ですよ~えっちぃですから。






「霊夢さーん?」

 早苗は博麗神社に足を踏み入れると、神社の主、霊夢を捜す。
 しかし、境内では霊夢の姿を発見することはできなかった。

「と、なると……」

 早苗は縁側の方へ向かう。するとそこには早苗の予想通り、お茶を啜っている霊夢が居た。

「居るなら返事くらいして下さい」
「面倒な。あ、私のお茶する時間を邪魔したら潰すわよ」

 早苗と目すら合わせないでお茶を啜る。
 その態度は真面目な早苗からすれば、多少不愉快になる態度だったが、勝手に訪れた身であるから文句は言えない。
 早苗は、仕方無く霊夢がお茶を飲み終えるのを待つことにする。

「隣り、いいですか?」
「勝手にしなさい」

 早苗は、霊夢の隣りに腰を下ろした。
 天気は良好。日差しがぽかぽかする。微風が早苗の髪を優しく撫でた。木々が風に吹かれ、静かに音を奏でる。
 心地良い空間が、そこにはあった。

「で、一体何しに来たのよ?」
「ふえ?」

 心地良さに浸っていたら、突然霊夢に話しかけられた。どうやらお茶を飲み終えたらしい。

「用もないのに来たとか言ったらあんたの眼球増やすわよ」
「怖っ! 何する気ですか!?」
「ん? ナニして欲しいの?」
「~っ!?」

 顔を真っ赤にして霊夢を睨む早苗。霊夢にからかわれているのに気付いたのは霊夢の顔がニヤついていたのを見たときからだ。

「はいはい、怒らない怒らない。本当に何の用?」
「怒らせたのはあなたでしょう! 用事は分社の様子を見に来たのです!」
「それだけ? 勝手に見れば良いじゃない」
「霊夢さんから見てどういう様子かを知りたかったんです」
「別に~繁盛してんじゃない~?」
「商売みたいに言わないで下さい。ていうか何で疑問系なんですか……」

 霊夢は分社をあまり快く思っていなかった。霊夢曰く、なんか嫌だったそうな。

「用はそれだけ? なら帰りなさい。わざわざ遠い所からお疲れ様」

 手をひらひらと振り、早苗を追い払おうとする霊夢。
 早苗はその態度にムッとする。

「霊夢さん」
「んー?」
「私のこと、嫌いですか?」
「は?」

 早苗の言葉にきょとんとする霊夢。

「嫌いですか?」
「いや、特には……」
「じゃあなんでそんなに素っ気無いんですか?」
「平生変わらずこんな感じよ」
「むむむぅ……」

 早苗はイマイチ納得出来ないような様子だ。

「なによ? あんたは私に優しくされたいわけ?」
「別にそういうわけじゃ……ただ、仲良くはなりたいです」
「ふーん」

 早苗が少ししょんぼりして俯いたのを見て、霊夢は巫女服から小さな瓶を取り出し、差し出す。

「なんですかこれ? ていうか何処から出してるんですか」
「一緒にお菓子でも食べる?」
「は?」
「食べないなら別にいいわよ」
「あ、いえ!? 食べます食べます!」

 霊夢の行動は素っ気無いものだったが、早苗は気付いた。これが霊夢なりの優しさなのだと。

「ところでこれ、なんです?」
「ん~何か寝てる間に置いてあったわ」
「え……大丈夫なんですか?」
「見た目は金平糖だし……大丈夫じゃない?」
「そんな無責任な……」

 透明な小瓶の中には、不思議な形をした粒――確かに見た目は金平糖だ。

「ほら早苗、食べて」
「わ、私からですか!? 先に霊夢さんどうぞ!」
「早苗、私が食べさせてあげようか?」
「遠慮します! 自分で食べれます!」

 早苗は一粒手に取り、じっと見つめる。

「多分死にはしない……死にはしない……」

 ぶつぶつ小さな声で呟き、口に含んだ。
 口内に甘く、どこか懐かしい味が広がる。

「あ、美味しい」
「ほら大丈夫じゃない。もう一個いる?」
「いえ、今度は――」

 早苗が急に霊夢の方向へ向き、霊夢を押し倒した。
 霊夢は頭部をぶつけ、体に痛みが走った。抗議の声を上げようと早苗を睨もうとするが、

「今度は霊夢さんを食べたいです」

 そんな早苗の言葉に、睨むよりまず脳内が混乱した。そして意味を理解して、

「なっ!? 何言ってんのよ!?」

 顔を真っ赤にする。
 そんな霊夢の様子を、クスッと笑う早苗。

「大丈夫です。優しくしますから、ね?」
「ね? じゃなーいっ! やっ……」

 早苗に首筋を指先で撫でられる。
 くすぐったさに身動ぎをするが、早苗はそれ以上の動きを許さない。

「早苗っ……突然どうしたのよ!?」
「私、前から霊夢さんと仲良くしたかったんです」
「それはもう分かったから!」

 霊夢は動こうとしても、早苗に両手首を押さえ付けられ動けない。仰向けに早苗を見つめるしかない。

「私、今まで完璧を演じてました。本当の自分を抑えて、周りの期待に応えれるように。そんな私の完璧を壊して、救ってくれたのは霊夢さんです」
「いや……私そんなことしたつもりは……」

 霊夢が早苗に目を合わせない為にチラリと横を見ると、さっきの金平糖らしき物が入っていた小瓶の底が目に入った。
 底には文字が書いてあった。

 『金平糖型惚れ薬――初めに見た者に惚れ、効果は半日程度』

「なっ!?」
「どうしました霊夢さん?」
「早苗! あなたは惚れ薬のせいでおかしくなってるのよ!」
「私の霊夢さんに対する想いを……馬鹿にしないで下さい!」

 怒られた。霊夢はこの理不尽さになんか泣きたくなったそうな。正直、食べさせた霊夢の自業自得だが。

「霊夢さん……私、あなたのことが……」
「あー!? そんな恋する純情乙女みたいな目で私を見るなぁ!?」

 霊夢は正直色恋沙汰には疎い。顔を真っ赤にして抵抗するが、全く動かない。

「そんなに嫌ですか?」
「え?」

 早苗が目に涙を浮かべて尋ねる。
 霊夢がここでハッキリ嫌だと言えば、早苗はここで止めるかもしれない。
 そう、霊夢がハッキリと言えば。しかし、

「負けた……」
「え?」

 霊夢は言うことができなかった。
 言っていれば、自分は助かるが早苗を酷く傷付けることになるだろう。
 早苗を傷付けることが、霊夢にはできなかった。
 それが何故かは、霊夢にもよく分からなかった。
 ただ、早苗が傷付くくらいなら、自分を犠牲にした方がマシだ。そう思ったのだ。

「霊夢さん……私と仲良くなって、くれますか?」
「好きにしなさい……あんたがそうなった原因は私だし、ね」
「霊夢さんっ!」

 早苗はギュッと霊夢に抱き付く。強く強く、抱き付いた。
 霊夢もなんとなく、早苗の背中に腕を回す。そっと、優しく。
 そして二人は視線を交わす。潤んだ大きい早苗の瞳に、霊夢は自分自身が映っていたのを見た。

「霊夢さん」

 意味も無く、名前を呼ぶ。早苗の次第に近付く顔。霊夢はそれに対して動かずに、受け入れた。
 唇に温もり、甘い匂い、密着した体から伝わる心音、全てが二人を包みこんでいる。
 背中に回した腕に、力を入れる。
 より、密着する2人の体。密着しているせいで互いの胸と胸が、服の上からでも分かるくらいに、ふにゅりと形を変えている。

「はぁっ……霊夢、さん」

 たった一度の、子どものように唇を重ねるだけのキスで、早苗は息が少し荒くなっていた。

「霊夢さん、私こんなにドキドキしてます……」

 霊夢の手をそっと包み、早苗は自身の左胸にそれをもってゆく。
 柔らかく、温かいのを、霊夢は感じる。

「んぁっ……ちょ、霊夢さん」

 早苗は小さく甘い声をあげる。原因は、霊夢が指を動かし始めたからだ。
 柔らかく気持ち良い感触に、霊夢はそれをより感じたいと思った。

「やぅ……はぁっ、霊夢さ、ん」
「……ヤバイわね」
「ふぇ……?」

 霊夢の言葉に、早苗は疑問符を浮かべる。
 次の瞬間、いきなり霊夢が起き上がった。その拍子に、早苗はお尻から倒れこんでしまう。

「い、一体突然何ですか? れい――」
「んっ」

 霊夢から唇を重ねる。倒れた早苗に覆い被さり。
 驚いて目を大きく見開く早苗だが、その隙に霊夢は、己の舌で早苗の唇をノックする。
 ぬるりと唇をこじあけ、口内に進入、そして早苗の可愛らしい小さな舌を捉えた。

「んっ、ふぅ……んんっ!?」
「はぁっ……ん」

 霊夢は、舌を執拗に絡ませる。くちゃりぴちゃりと唾液が混ざり合い奏でる音、それにより興奮する。
 早苗に唾液を流し込み、コクリと喉が鳴るのを確認すると、霊夢は満足そうな表情を浮かべて舌を抜く。

「ふぇぁ……?」
「ヤバイわ……早苗、あんたすっごく可愛い」

 互いの唾液が混ざり合った結晶、銀色の輝く橋が2人を繋いでいた。
 早苗は、目がとろんとしている。霊夢は色恋沙汰に疎いが、今は勘の働くままに動いていた。

「脱がすわよ」
「ぅー」

 早苗が不満そうな声を上げて、上目遣いでじとりと睨む。
 霊夢はそれを素直に可愛らしいと感じた。愛しく、思えたのだ。

「ずるいです」
「何がよ?」
「私が霊夢さんにしてあげようと……思ってたのに」

 確かに最初は早苗が攻めていた筈だった。が、今じゃ早苗が押し倒されている状況だ。
 ちょっといじけたような早苗に、霊夢はクスッと笑う。

「じゃあ、さ」
「きゃぅっ!?」

 霊夢は早苗の腰に手を回し、抱くように起き上がらせる。
 2人が対面して座っている状況だ。ただし、距離は少し動いただけで唇が触れ合うような、そんな近い距離。

「一緒に、しましょうか」
「……はいっ!」


 再び、唇を重ねる。
 次第についばむような口付けに変わる。
 その隙に霊夢は、早苗の服に手を滑り込ませた。

「んくっ!?」

 腹部をそっと撫でながら、段々と上に上り――

「んにゃぅっ!」

 早苗の少し汗ばんだ胸の先端を摘む。
 キスがまだ続く中、ピンと主張している桜色の突起を指の腹で転がし続ける。
 その度に、早苗は腰を、体全体を、ピクリと反応させた。
 唇が塞がれているため、喘ぐことが出来ない。

「んっ、んっ、んんっ!」

 ぷはぁっと、口付けを止める。
 潤んだ瞳をした早苗が、何故止めるのかと訴える視線を霊夢にぶつけてくる。

「早苗」
「あうっ!?」

 早苗に軽くデコピンをする。

「一緒にしよう、って言ったでしょ?」

 悪戯っぽく笑い、早苗に言った。

「……はいっ!」

 早苗と霊夢は、互いに服を脱がす。自分で脱げば早いのだが、なんとなく互いにそういう気分だったのだ。
 早苗も霊夢も、下着一枚になる。
 互いに目が合い、照れたように笑う。

「早苗……」
「霊夢さん……」

 霊夢は、早苗のショーツの上から、濡れて浮上った縦線をなぞる。

「ふあぁっ!」

 ピクッと反応する早苗。しかし今回は攻められるばかりではない。
 早苗も霊夢のドロワーズに手を伸ばす。
 湿り気を帯びたドロワーズの上から敏感な部分を撫でる。

「んぁっ!」

 霊夢もピクッと震える。

「あぁっ、やっ、んぅ」
「ふぁあ!」

 くちゅりぬちゃりと響く音と2人の甘い声。
 それが霊夢と早苗の脳を刺激する。

「ね、早苗」
「はい……?」
「最後は、一緒に……」
「ん……はい」

 小さく頷き、霊夢も早苗も最後の一枚、下着を脱いだ。
 ひくついて、透明の糸をひいたそこが、露になる。

「綺麗よ……早苗」
「うぅ、そう言われるとちょっと恥ずかしいです」

 互いに、足を開き、そこを重なり合わせる。

「ふあぁっ!?」
「んっ、これ……すご」

 足を上手く腰に絡ませ、少しずつ動く。
 ぴちゃりくちゃりと発せられる卑猥な水音、肌から伝わる温度、胸と胸も重なり合い形をマシュマロのように変えている。

「にゃぅあっ!? 霊夢さん! 霊夢さん!」
「んあぁっ、やぁっ!? さ、早苗!」

 次第により快感を求めて、腰を動かすスピードが早くなる。
 ピンク色をした敏感な部分から、よりいっそう液体がとぷっ、と溢れる。
 ぴちゃりくちゃねちゃりと、粘っこい音が、霊夢と早苗をさらに興奮をさせた。

「あ、あんっ! やぁぅ!?」
「ひゃあぁぁ!?」

 小刻みに震え、絶頂に近付くのが分かる。思わず腰が逃げてしまいそうになるが、腰に絡ませた足がそれを許さない。

「あぅっ! もう、ダメです! 霊夢さ、ふぁあぁぁぁ!?」
「んゃっ! 私も、もう……さ、早苗! ひゃぅあぁぁぁ!?」

 最後に思い切り、腰をぶつけ、大きく震え合う。
 ひくついた部分からは、愛液で溢れていた。
 荒い息のまま、霊夢も早苗も、まだ余韻を味わっている。

「早苗……」
「霊夢さん……」

 互いに、軽く唇を重ね合わせて、小さく笑った。



◇◇◇



「早苗、大丈夫?」
「なんとか……霊夢さんは?」
「私も、大丈夫よ」

 落ち着いた2人。今はちゃんと服も着ている。

「しかし、縁側であんなこと……」
「あぁ、大丈夫よ。一応あんたに許可した最初の瞬間から結界は張っといたから」
「い、いつの間に……」

 一つ、安心したというのに、早苗は暗い表情をしている。

「何よ早苗……もしかして嫌だった?」
「そ、そんなことありません!」

 惚れ薬はとっくに切れている。だから早苗の今の言葉は本音だ。

「そ、そうハッキリ言われると照れるわね……」
「ただ……」
「ん?」

 早苗がポツリポツリと、言葉を紡ぎ始める。

「ただ、私が無理矢理迫ったから……霊夢さんは、私のこと……仕方無く相手をしたんじゃないかって――痛っ!?」

 不機嫌な表情で、早苗の額に拳を軽くぶつける霊夢。

「あんたねぇ、仕方無く、でこんなことするわけないでしょ!」
「ふぇ?」
「好きよ、早苗。私は、東風谷早苗が、大好き」
「う……霊夢さん!」
「きゃっ!?」

 早苗は涙を流しながら、霊夢に抱き付く。

「私、嫌われても、仕方無いかもって……思って……」
「もう、馬鹿ねぇ」

 そんな早苗を、ギュッと抱き締めながら、髪を撫でる。
 優しい、そう、とても優しい笑みを浮かべている霊夢。

「早苗」
「はい……」
「これからも、よろしくね」
「もちろんですっ!」

 早苗と霊夢は、笑顔で約束をする。
 それは、風祝とか博麗の巫女とか関係ない、年相応の少女らしく、眩しい、とても良い笑顔だった。

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