絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

すうぃーとどらんく

ISFにて頒布したSS本『Catch my future』のみらしずアフター。番外編もこれで最後です。未来と静香がひたすらいちゃつくだけのお話。
R-18なのでご注意を。


 
 最上静香は、幸せについて考える。
 どういったときに幸せを感じるかなんて、人それぞれだろう。たとえば、美味しいものを食べているとき。女の子なら、甘いものを食べてるときが幸せだとかはよくある話だ。実際は好き嫌いもあるから、それこそ人それぞれだが。
 静香にとっての幸せは、とてもシンプルで。目の前で、コタツに腰まで入った状態で眠っている未来を見ていると、あぁ幸せだなぁなんて思うわけだ。愛しい存在、大切な人と穏やかな時間を過ごせていること、それは静香にとって幸せそのものだ。もちろん、アイドルを続けられているということも。

「でも、珍しいわね。未来の方が飲み過ぎちゃうなんて、ね」

 コタツの上には、飲み干されたお酒の缶が数本。元から強いわけでもない未来は、酔い潰れたりせずに自制するタイプだった。むしろ静香の方が、未来に注意をされるくらいに飲むタイプだ。
 けれど、今回は未来が酔い潰れた。それも静香がまだほろ酔い程度なのに、である。
 理由はきっと、いろいろと意識しすぎてしまった焦りからだろう。静香はそう予想をつけていた。

「まさか杏奈と百合子に、先を越されるとは……」

 あんなことを話されては、意識してしまうのも無理はない。今日の出来事、といっても一時間ほど前の話だ。時計の針が夜の十時を回る頃、杏奈と百合子は一緒にこの家に居た。明日は仕事だからと言って帰宅していったが、元は未来が遊びに連れてきたのがきっかけだった。
 そこでいろいろと話をした。杏奈と百合子が恋人同士になったこと、そして恋人同士がするような夜の行為を既にしたことなど。酒もあったせいか、杏奈も百合子も赤裸々に語った。他にも志保とプロデューサーが上手くいったらしい恋人になったとかなんて話も話題に出たが、正直頭に入ってこなかった。杏奈と百合子が、えっちなことをしたという発言の方が衝撃的すぎたわけだ。
 そっからというものの、照れながら語る二人に対して未来は明らかに動揺。お酒を飲むペースが速くなった上に、途中何度かちらちらと静香を見ていた。

「てっきり、誘われてるのかと思ったけど」

 期待は、されていたのかもしれない。実際に未来の落ち着かない様子から、それを察することはできた。しかし、未来は酔い潰れてしまったわけで。
 静香からすれば、この行き場のないもやもやをどこにぶつければいいのかといった状況だ。
 未来と恋人になってから、その実、大きく変わったことはなかった。強いて挙げるとするならば、恋人としてちゃんと意識するようになったこと。それと必ず一日一回は、キスをすることだった。
 キスより先に、進んだことはない。
 静香は目の前で眠る未来の唇を、無意識に見つめてしまう。

「そういえば今日はまだ、キス……してなかったわね」

 お酒に酔ったか、この場の空気に酔わされたか、静香は甘い蜜に吸い寄せられるかのようにゆっくり未来へ顔を近付ける。
 いざ唇が重なるその直前で、ぴたりと止まる。
 静香の目の前には、すぅすぅと穏やかな寝息を立てて眠る未来。お互いの距離が零になるまで、あと数センチもない。だがここで、理性が静香にストップをかけた。
 もしここに第三者が居たのなら、どう見ても寝込みを襲っているようにしか見えないだろう。はたしてそんなことをしても、良いのか。静香は酔いの回った頭で、考える。
 普段の静香ならば、ここで引き返すことができただろう。けれども、今はお酒のせいもある。それに杏奈と百合子の話を聞いた直後だ、そういう気分になってしまっていてもおかしくはない。
 未来の匂い。大人になった今でも、ややまだ幼さも残るその顔立ち。柔らかく、心地良さが約束をされているその唇。
 ごくりと唾を飲み、ただいつも通り一回キスをするだけだからと心の中でぼやく静香。

「んっ……」

 そっと唇を重ねた。そのまま数秒、重ねたまま。ふっと唇を離すものの、名残惜しさが勝りまたすぐキスをしてしまう。
 一回だけと決めたはずが、また一回、もう一度だけと。駄々をこねる幼子のように、ただ我侭に、自分の欲に従う。入ってしまったスイッチは、酔いと興奮で加速し、止められなかった。
 静香のキスに、未来はもちろん無反応だ。ただでさえ、眠りが浅くはない未来である。この程度では、くすぐったさを感じるくらい。

「ねぇ、未来」

 静香が声をかけるものの、未来は起きない。

「起きないと、起きてくれないと……止まらないわよ?」

 未来の右頬を一撫でし、そのまま手を下へ下へと動かす。首筋、そして静香よりも大きい、その膨らみへ。胸の上に手を置くと、とくんとくんと未来の鼓動を感じ取ることができた。
 今の自分はこれ以上にずっと喧しくて激しい鼓動をしているんだろうな、なんて静香はどこか冷静な部分の頭でそんなことを考える。

「未来だって、期待してたんだもの。いいわよ、ね?」

 返事なんてあるはずないのに、未来の無言を肯定と都合良く解釈し、静香の手は動く。やわやわと右手を動かすと、服の上からでもしっかりと柔らかさが応えてくれた。ずっと触っていたくなるくらい、心地良さを覚える。
 静香はそのまま、服のボタンに手をかけ、一つ一つ丁寧に外していく。十数秒にも満たない時間だが、これから大舞台の直前というくらい緊張をした。上着のボタンを全て外した後は、シャツが一枚。そのシャツさえも、するりと捲ってしまう。
 一緒に暮らしていれば、何度も下着姿なんて見かけたことはある。そもそも一緒にレッスン着に着替えるとき、それこそ出会った頃から数えきれないくらい一緒だ。
 見慣れたはずの、姿。それなのに静香には、今目の前にある、ピンクのブラジャーを露にしながら眠る未来の姿は、くらくらと頭にくるものがあった。呼吸とともに、規則正しく僅かに上下するその胸。健康的な肌。おへそ。そのどれもが、今の静香にとって極上の料理にも勝るものだ。

「寒くは、ないわよね。暖房ついてるし、コタツも入ってるし」

 これで風邪なんて引かせてしまったら、どうしようもない。そんな少しだけ今の状況からはずれたことを考えながら、静香はより未来へと近付く。
 両手で下着の上から胸をふにふに揉みしだきつつ、頬へ唇を落とす。首元へ顔を埋めると、未来の匂い。普段なら落ち着くはずの匂いだが、今では静香を興奮させる材料にしかならない。
 ちゅ、と音を立てながら首筋を吸う。

「んっ……」

 ぴくりと、小さくだが未来は震えた。それでもまだ、起きる気配はない。いっそ起きてくれたら、止まることもできたのに。そう思いつつも、静香は未来の肌に触れる。
 そういった経験はしたことないものの、さすがにもう大人だ。そこそこに知識くらいは、ある。
 未来の唇をぺろっと舐め上げると、くすぐったかったのか、ふみゅなんてよくわからない声で鳴いた。次第に下着の上からでは満足できなくなり、ブラジャーをずらす。特別大きいわけではないが、決して小さいわけでもない未来の胸が、たふんっと揺れて露になった。
 手のひらをそっと乗せて、覆うように全体を揉む。静香による、まるでピアノを弾くような指さきの動き一つ一つに、ふにゅむにゅ形を変えた。当然のことながら服の上から触るよりも、ずっと柔らかいその感触。

「ふ、ぅ……?」

 寝言のような、けれどそれとはまた違う色を含んだような声が、未来の口から小さく漏れた。
 空気に晒されたせいか、それとも静香からの刺激のせいか、桜色の突起がぴんと自己主張を始める。手のひらに伝わるその固さに、静香も気付く。そのまま揉みつつ、手のひらで転がすようにしてそこを刺激する。空いている左手は、もう片胸の突起をきゅっと指で摘む。人差し指と親指で摘み、時折指の腹でこねるように刺激。そして頬、首、鎖骨、とゆっくりと舌を這わせていく。
 眠っているとはいえ、その刺激は未来にしっかりと伝わる。穏やかな寝息だったはずが、いつの間にかじわじわと乱れていく。ふぅっふぅっと不規則な寝息、たまに身じろぎをして体勢を変えようともする。
 静香は体重をかけないよう気を付けつつ、未来の腹部へ馬乗りになった。そのせいで、いくら未来が身じろぎをしようとしても、思うように動けない。しかも意識が目覚めている状態ならまだしも、眠りについている状態ではそんなに力も出せない。結局、静香の愛撫から逃れることは不可能だ。

「……ひゅ、ぁっ」

 舌が突起に触れるか触れないか、ギリギリのラインをいったりきたり。緊張して、少しだけ責める手が緩んでいた。でもそれが、天然の焦らし責めになっていることに、静香は気付かない。
 意識はなくとも体は反応し、静香を求めるかのように、乳首は固く強く主張をする。そしてとうとう、静香の舌が軽く触れた。ぴくんっ、と未来の体が震える。一度触れると、もう妙な緊張もなくなり、愛撫は加速する。
 乳首を舐め、口に含んだまま舌で転がし、ちゅーちゅーと音を立てて吸う。空いている手で、もう片方の胸を責めることも忘れない。優しく揉み、爪でひっかくような動きも、さらに時折きゅっと突起を強く摘む。そのたびにぴりぴりした、まるで微弱な電流のような刺激が、未来の背中に走る。ふぅふぅと呼吸も荒く、それでいて頬が赤くなっているのはコタツや暖房の熱のせいではないだろう。
 眠っている未来に、いけないことをしている。その事実が、静香をより昂らせた。
 いつの間にか、静香の呼吸もやや乱れていた。

「んっ、んっ、ぁ……ふ、ぅ」

 こりこりと乳首に歯を立てつつ、痛くしない程度に強く刺激する。そのままずっと胸をいじめたいという感情があったものの、それ以上に今はもっと触れたい場所がある。何かに急かされるかのように、静香はいそいそと未来の腹部から退く。

「……仕方ないわね」

 数秒考え、コタツに潜った。
 未来の体を引き摺りだすよりも、手っ取り早いと判断したのだ。
 幼い子どもならともかく、もう大人なわけで。いくらコタツがそれなりに大きめといっても、やはり窮屈だ。それでも上半身を突っ込むくらいは、厳しくない。薄暗い中で、静香は未来の足を広げた。
 コタツ布団の隙間から僅かな光はあるものの、手探りなことにはあまり変わりない。
 未来の膝まであるスカートの中に、自らの体を割り込ませる。暑さのせいか、それとも別の理由か、未来の太股はじっとりと汗ばんでいた。太股を撫でると、くすぐったさを感じた未来が体を動かす。だが足の間に静香の上半身が突っ込まれているため、それは不発に終わった。
 少し手をずらせば、未来のショーツに触れる。下着の上からとはいえ、秘部に触れることができる。

「……熱い」
「ひゅっ、ぅ、う……?」

 静香が未来のそこに触れると、下着の上からでもわかるくらい熱くなっていた。コタツの熱とは、違う熱だ。指先から伝わる、ぬるりとした感覚で違う熱だとわかった。
 そのままショーツの上から、人差し指で擦る。未来はぴくっぴくっと震えるものの、逃げることはできない。自らの手で、未来の体が反応してくれているということ。それが静香には、嬉しくて仕方なかった。
 だから、もっともっと未来のえっちな姿を見たい。乱れる様子を、他の誰にも見せない未来を、見てみたい。そう思うと静香は、既に行動に移っていた。さっき胸にしたときと同様に、ここも舌で刺激をしたらもっと乱れてくれるのではないかと考えた。
 けれど下着を脱がすことは、体勢的に厳しいものがある。だから、下着を横にずらすことで、秘部を露出させた。薄暗さのせいでよく見えないものの、それでもそこから伝わる熱と匂いが静香を興奮させる。
 そして顔を近付けて、そのまま――
「ひっ!? あっ、あぁうっ!?」

 じゅるじゅると粘っこい水音を立てて、吸いついた。
 さすがに強烈な刺激に、未来も目を覚ました。それでも遅いくらいな気もするが、アルコールが入っていたせいもあるのだろう。だがそんな酔いなんて、静香から与えられる快感によって覚まされた。
 自分が上半身をさらけ出している状態であることに気付き、頭が混乱する。
 未来は慌ててコタツから出ようとするものの、静香が太股をがっちり掴み離さなかった。しかもあそこを、ぐちゅぐちゅと吸われ、舐められ、指で弄られる。その慣れない快感のせいで、思うように力も入らない。せめて何が起きているのか把握しようと、コタツ布団を捲った。

「し、しず、かちゃ!? な、にっ……して、ふぁぁぁぁぁっ!? ゃっん、あぁっ! だめ! くぁ……ッ!」
「だめよ、未来。暴れちゃ……ね? ん、ちゅ……」
「ひあっ!?」

 スカートの上から静香の頭を掴むものの、秘部にぬぷりと舌を差し込まれた。目を覚ましたこともあって、今まで以上にびくんっと腰を跳ねさせる。がたがたコタツが揺れるものの、静香は止まらない。
 既に未来の蜜でぬるぬるになったあそこは滑りが良く、舌を抜き差しするたびに静香の望む反応を未来はしてしまう。なんでこんなことになっているのか、恥ずかしい、キモチイイ、ぞくぞくする、暑いのに寒い。そんないろんな思いが、ぐるぐると未来の頭を掻き乱す。
 子犬がじゃれるかのように、未来の秘部を舐め上げる。そのたびに、じゃれあいで済まされないレベルの快感が、未来を襲った。
 スカートも下着も、静香の唾液と未来の愛液でびしょびしょだ。それでも静香は、夢中になって秘部を責める。かぷっとあそこ全体を覆うように口に含み、勢いよく吸い、舌を抜き差し。

「っ、くぅ、ひんっ……! や、らぁだっ、しず……かちゃ、んくぅ!? あぅ、だ、だめだめだめっ! おね、がい……やめ、ああぁっ!?」

 急に未来の抵抗が強まり、静香の頭を引き剥がそうとする。けれどそれでも、静香の方が圧倒的優位なことに変わりはない。
 今更ストップできるわけもなく、そして何故未来が必死なのかある程度予想もついたため、むしろより激しく愛撫をした。あえて触れていなかった、秘部にある陰核を舌でこね回すと――
「ひっ、あぁっ、やっ……うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」

 びくんびくんと何度も体を震わせ、腰を躍らせ、未来は果てた。
 ひくついている秘部を、最後に一舐めし、静香はコタツから出る。その一舐めで、未来がまた「あんっ」と甘い声を漏らし、震えた。
 いざコタツから出てみると、秘部を夢中になって責めているときでは見られなかった、未来の表情がよく見えて。
 まだ快感から解放されていないのか、口は半開きのまま涎が垂れていた。体も時折、小さく震わせている。頬が赤く、潤んだ瞳。そして上半身裸のままなのは、今もなおその状態のまま。未来からすれば、目が覚めたらわけもわからず絶頂させられたという状況だ。
 今まで見たこともない未来のその乱れ切った姿に、未来をこんな姿にしたのが自分だろいうことに、静香は自らの体が熱くなるのを覚えた。

「えっと、未来……大丈夫?」
「はぁっ、はぁっ……んくっ。静香ちゃんの、ばかぁ」
「うぐっ……さすがに言い返せないけど」

 ジト目で睨まれ、けれどもまだ少し蕩けたような表情でもあって、あぁでも可愛い。星梨花とはまた違うベクトルの可愛さだ。なんてズレた思考をしながら、静香は声をかける。

「お風呂入る? そのままだと、いろいろダメでしょうし」
「……ダメにしたのは、静香ちゃんだけどねー」
「わ、悪かったわよ。お詫びにほら、久し振りに背中でも流してあげるから」
「…………えっちなこと、しない?」
「しないから!」
「むぅー……それじゃ、えっと、まだ力そんなに入らないから連れてって?」

 未来の甘えるような子どもっぽい声とおねだりに、昔よく「ペットボトルの蓋あけてぇ~」と甘えられていたことを思い出し、思わず笑ってしまう静香。
 その笑いを見て反省してないんじゃないかと、未来は再びジト目になる。そんな未来を軽く受け流しながら、お風呂へと連れて行くことで誤魔化した。



◇◇◇



「静香ちゃんのえっち、ばか」
「……わかったってば」

 一緒に湯船へ浸かりながら、さっきからこんなやりとり。さすがに二人で入って足を伸ばせるほど広くはないので、お互いに足を抱え込むように向かい合っている。
 静香にとっては、今の未来の視線はとても痛い。ちくちく刺さる。

「初めてのちゅーは、お酒で酔っぱらった勢いで奪われたし」
「うっ……」
「今回、初めてされたえっちなことも、またお酒が絡んでるし。もう静香ちゃんに、お酒禁止令出していいかな?」
「そ、そんなこと言ったって、今回は未来だって明らかに誘ってたでしょ? 杏奈と百合子の話を聞いてるときから、ずっとそわそわしてこっち見てたじゃない」
「んなっ!? ち、違うもん! 私、静香ちゃんと違ってそんなえっちなこと、考えてなかったよ!」
「嘘つきなさい、さっきまであんなに乱れてたくせに」
「な――ひゃっ!? ちょ、し、静香ちゃん!?」

 こうなればもうヤケだと言わんばかりに、静香は右手を伸ばして未来の太股を撫でた。未来は突然触られたことにより、びくっと体を跳ねさせた。お湯がちゃぷんと音を立てて、揺れる。
 そして左手で未来の右肩を掴み、顔を近付ける。それだけで、未来はこれから何をされるのかわかった。自然と目を閉じて、これから唇に落とされるものを待つ。ふにゅり。唇同士が、重なった。お風呂のお湯よりもずっと熱く、けれどぬるくも思えるその感覚。静香は二度三度、唇を軽く重ねる。

「ふぁ……」
「んっ」
「んぅっ!?」

 空気を求めたか、それともくすぐったさか。未来の唇が僅かに開いたのを、見逃さなかった。すぐさま静香の舌が侵入し、所狭しと暴れまわる。軽いキスならともかく、深い口付けはお互いに初めてのことだった。驚き目を開く未来に、ただ視線で大丈夫だからと想いを伝える静香。未来は抵抗せず、むしろ唇の隙間をゆるゆると広げた。
 静香が未来の舌を捉えると、自分のそれを未来の舌にちょんとつつく。つんつんと舌先でつつくと、未来もそれに応じて舌でつついてくる。初めはお互いの舌を舐めあうかのように、そしてそれは次第に加速する。ぬちゅぴちゃと二人の舌が、激しいダンスのように絡み合う。飲んでいたお酒よりも飲みやすく、甘く、そして酔ってしまうかのような唾液。貪るように、せがむようにお互いに唾液を交換する。ぐちゅぐちゅと混ざり合ってシェイクされた唾液を、静香が未来へと流し込む。未来は、ぽーっとした表情でこくんこくん喉を鳴らしながら飲み込んだ。
 まるでのぼせたような感覚に、体がじわじわと芯から熱を持つ。静香に歯茎や頬の内側も全て、犯しつくされる。静香に支配をされているような感覚に、未来は思わずぞくぞくとしたものが背筋に走るのを感じた。
 どのくらいの時間が経ったか、静香が未来の唇から離れると、つぅっと銀色の橋が二人を繋いだ。それはすぐに重力に負けて、湯船のお湯へと溶けてしまったが。

「し、ずかちゃ……ん」

 舌を突き出したまま、とろんとした様子の未来。
 静香にはそんな未来が可愛くて、愛おしくて、だから少しだけ――
「未来、凄くえっちな顔してるわよ」
「~ッ!?」

 耳元で一言、イジワルをした。
 未来はかぁっと顔を、真っ赤にした。

「……静香ちゃんの、せいだもん」
「嫌なら、嫌って言って? 正直私、今の未来を目の前にして、止められないと思うもの。けど本気で嫌なら、今なら止められると思う」
「ずるいよ、そういう聞き方。わ、私だって……静香ちゃんとしたい、よ」

 か細く震えるような声で、未来はぽつりとそう零した。大好きな相手とそういうことをするのを、今まで一度も想像しなかったかと言われれば嘘になる。しかも一緒に暮らしている相手だ、そういう感情だってたまっていく。それを今日、杏奈と百合子の惚気話を聞かされて、未来は完全に意識せざるをえなくなった。
 潤んだ瞳の未来に、今度は一つだけ軽めのキス。
 お風呂の中では動きづらいからと、お互いに湯船から出る。未来をバスチェアの上に座らせ、静香は膝立ちになった。

「んぁっ……ふ、ぅ、くぅん」

 耳からゆっくりと徐々に下がっていき、さっきと同じように胸にしゃぶりつく。本来ならもっといろんな愛撫の仕方があるのかもしれないが、静香の経験せずに蓄えてきた知識では同じことをするので精いっぱいだった。ある程度の知識で、どれだけ未来を気持ち良くさせるかに全力を注ぐ。
 左胸はふにゅむにと優しく揉み、右胸は固くなっている乳首を口の中で転がす。ちゅうっと音を立てて吸い、キスをし、ねっとりと舐める。

「ん、んっ、ふ……ぁ」
「大丈夫、未来?」
「うん、だいじょ、きゃぅっ! あっ、静香ちゃ……んんっ!」

 左胸から手を滑らせ、腋や横腹、おへそを指で伝う。くすぐったさを覚えるその指先だが、昂った体にはそれすらもキモチイイの信号として受信される。
 次第に未来の息遣いが荒く、乱れたものへと変化していく。太股をもじもじと擦り合わせているのを、静香は見逃さなかった。そのままちゅーちゅーと乳首を吸いつつ、肌を伝う手は太股を撫でる。じわじわと焦らすように浸食していき、秘部へと触れようとした。けれど、未来が反射的に両足をぎゅっと閉じて、抵抗をする。

「ねぇ、未来。脚、開いて?」
「っ! う、ぁ……」

 静香の言葉に、強制力はない。ただのお願いでしかないものだ。それなのに、静香の熱を帯びた目で、声で、そんなことを言われては、未来は従うしかなかった。
 恥ずかしくてたまらないのに、未来の気持ちとは裏腹に、体はまるで別の生き物かのように脚をゆっくり開いた。
 大切な、大好きな人の前で自ら秘部を晒す。それだけで未来の脳に、ぴりぴりっと小さく電流が走った。
 さっきは薄暗かったコタツのせいで、しっかりと見れなかった未来のそこを、静香はじぃっと見つめる。熱を帯びた視線が、絡み付くようで。未来は小さく「やぁ……」と鳴き声のようなものを漏らした。それでも脚はちゃんと、閉じないでいる。既に静香の愛撫によって、秘部はとろとろと愛液を垂れ流し、誘うかのようにひくついている。思わず、ごくりと喉を鳴らす静香。

「触るわよ」
「ぅ、うん……っぁあ!」

 そっと指先で触れると、湯船よりもずっと熱いのがわかった。未来はびくっと震え、無意識に腰がひけてしまいそうになる。

「未来、逃げちゃだめよ」
「~っ! ひ、ぅ……うぅっ、ぁく!」

 人差し指で、割れ目をいったりきたりなぞるような動き。その手つきが優しすぎて、逆に今の未来にはもどかしさがあった。静香の指に蜜が絡めとられ、より滑りやすくなる。くちくちっと音を立てながら、けれども中へと侵入はしない。たまに媚肉に指がひっかかると、まるで膣へと侵入されるかのような錯覚に陥り、未来はより大きく体を震わせた。
 焦れるような指使いに、未来も気付かないうちに自ら秘部を押し付けるかのような動きをする。頭では羞恥で溢れていても、体の芯はもっともっと静香からの刺激を求めているのだ。
 もちろん、それに気付かない静香ではなくて。はぁはぁと未来の荒い息遣い。喘いで開きっ放しの唇の端からは涎がつぅっと、太股へと落ちていく。それを太股ごと、静香は舐めとった。秘部の近くを舐められたことで、さっきのコタツで秘部を舐められたときの感覚がよみがえり、ひときわ大きな快感が一瞬だけ駆け巡った。
 いつの間にか、既に静香は未来の秘部の目の前。
 どくんどくん。これから与えらるであろう刺激に、不安と期待でおかしくなりそうだ。未来はそう思いつつ、静香を見下ろす。すると視線に気付いたのか、静香は未来の方へ顔を上げると、柔らかく笑った。それだけで未来は、不安はどこへやら。蕩け切った顔で、なんとか今できる笑顔を作り、返した。
 それが合図になったのか。

「ふぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 ぐちゅりと音を立てて、秘部にキス。未来が逃げられないように、いつの間にか両手を腰からお尻へ掴むように回している。
 音の響くお風呂場で、未来の蜂蜜みたいに甘い声と粘着性を帯びた水音が響き渡る。自分でも聞いたことのないいやらしい声、秘部からの音に、耳まで犯されているような錯覚。未来はそれから逃れるように、頭をぶんぶんと左右に振るものの、あそこから伝わる強烈な刺激に意識を戻される。
 真っ赤に充血した秘部の突起に、静香の舌が触れた。

「あぁぁぁっ、それ、だめ! し、ずか、ちゃ……やめっうあぁぁっく、ひぅぅぅっ!?」
「本当にダメ? さっきから未来、もっともっとってここを押し付けてくるのに?」
「やら、ぁ……! そんなこ、ひ、ぅ…………うあぁぁッ!」
「んちゅ、ふっ」

 もはや静香の顔は未来の愛液で濡れていたが、そんなことは些細なことだった。今はただ、もっと未来の蕩けた声、表情、反応のすべてをより見たくてたまらなかったからだ。
 びくびくと断続的に震えつつ、だめ、ダメなんて説得力のない甘ったるさを帯びた声を漏らす。刺激に耐え切れず、少しでも堪えようと背中を何度も反らせる。でもそんなことをしたところで、体が動くことで不規則な刺激に変化し、より予想外の快感を生むだけにしかならない。結局、未来はただただ快感を受け入れるしかないのだ。

「ほら、未来。素直になって? 気持ち良いなら気持ち良いって言ってくれないと、私も慣れてないからわからないのよ。だからお願い」

 未来の反応を見れば、どこが弱いかどこが良いのかなんてわかるだろう。静香のその言葉は、中々に意地悪いものであった。

「ここは、どう?」
「ひぁっ……」

 媚肉を舌でなぞる。

「他にも、ここは?」
「やぁっ……くぁ、ぅぅぅ。き、もちいいよぅ……」

 陰核を唇で押すと、未来はとうとう認めた。
 一度認めてしまうと、もう楽なもので。

「ひぁぁぁぁ……あっ、そこっ。静香ちゃん、や、あんっ、もっと……してっ。くぁぁぁぁぁっ!? ひやぅっ! あぁっ!」

 未来のうわずった声に、限界が近いことがわかる。
 静香は秘部にある肉芽を軽く甘噛みし、右手を移動させ媚肉を捏ねまわした。

「あっあっ、うぅ……ひゃ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 びくんっと今まで以上に体を跳ねさせ、未来は再び静香の手によって絶頂を味わった。秘部が痙攣し、くぴゅっと愛液をだらしなく垂れ流している。静香がそこから口を離すと、未来は力が抜けてしまったようで。そのまま静香の方へと、倒れ込んできた。
 慌てて受け止める静香。少しやりすぎてしまったかもしれない、なんて腕の中で未だ断続的に震えつつ、乱れた呼吸のままの未来を見る。

「きゃぅっ!? み、未来?」

 すると、突然静香の体に弱い刺激。未来が静香の胸、未来のと同じくらい固くなった乳首をぱくりと口にくわえたのだ。
 まだ力が入りきらないせいで、弱々しいものではあったが。それでも既に未来の乱れた姿で興奮しきった静香の体には、充分な刺激だった。

「わ、私だって……静香ちゃんのこと、してあげたいから」
「えっと、み、未来? 私は別にしなくても――ぅッ!」

 静香の言葉が、それ以上紡がれることはなかった。ちゅぅちゅぅと赤ん坊のように、未来が乳首を吸い始めたから。未来も静香同様、そういったことに関しては知識しかない。いや、静香よりも知識量では少ない。だが、静香がしてくれたことを、真似るようにすることはできる。
 自らがされたときのように、乳首を強く吸い、舌で転がし、ときに甘噛みをする。こりこりと歯で噛むと、今度は静香の力が抜けてしまう。タイルにぺたんとお尻をついて、背中を壁に預けてしまった。それでも未来の追撃は、止まらない。

「みら、い……やめ、あぁっ!」
「私にあれだけしたんだから、静香ちゃんだって素直になろ? だって静香ちゃん、ここ、凄いことになってるよ?」
「~っ、それはっ! その、だって……未来のあんな姿見たら。うあぁぁぁっ!?」

 くちゅりと秘部に触られ、静香は未来を止めようとする。乳首に吸い付く未来の頭をぐいっと離そうにも、力が入らない。秘部に触れる手も、止められない。さっきまでの未来と、似たような状況だ。秘部は既に大洪水といった状態で、ぐしょぐしょに濡れている。
 しかも自分が素直になれと言ったことであって、それを拒むというのは理不尽なことである。未来に許しを請うような視線を送るものの、胸を愛撫したまま未来は上目遣いで「だーめ」と視線を返した。その瞳は、快楽と目の前の静香という存在に酔っているようで。ぞくぞくと脳が痺れるような、そんな感覚を静香は覚えた。
 未来からすれば、知識が少ない分、必死になっているだけでもあるのだが。

「ふぁ、う、ぅぅぅ……みら、い。みらい……ぃんっ!」

 未来に負けず劣らずの甘ったるい声で、ただただ未来の名前を呼び喘ぐ。自分の拙い愛撫でも、静香が悦んでくれている。そのことが未来にはとても嬉しくて、責める手はより加速をしていった。
 小さい胸を愛おし気に撫で回してから、一度強く乳首をきゅーっと摘む。びくんっと、静香の腰が跳ねた。
 未来は胸、腹筋、おへそとキスを落としていき、太股をがしっと掴む。特に抵抗はなく、すんなりと静香の足を開くことに成功した。M字のような形で足を開かされ、とろとろになった秘部を未来に見せる。静香自身が未来にしたこととほぼ変わりはないのに、いざ自らがそうなると心臓が爆発するんじゃないかってくらいの羞恥にかられた。
 けれど、羞恥以上に、期待してしまっている。静香はそのことを、自覚していた。だから抵抗せず、足を開いた。
 未来が顔を近付け、両手で媚肉を弄る。ひだを触ったり、筋をなぞってみたり、とろりとした愛液を指につけてくちゅくちゅ音を立てながら秘部全体を揉んでみたり。
 そのたびに面白いくらいに、静香は反応する。

「静香ちゃん、気持ちいい?」
「うあぁっ、き、きもちいいからぁっ……みら、い」
「でへへ、うん。わかってる」

 甘えるように名前を呼ばれ、嬉しそうに笑う未来。
 静香が求めているのは何かなんて、わかりきっていた。

「ひっ、や、あぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 一気に秘部へしゃぶりつき、じゅるじゅると音を立てて刺激する。静香にされたことだ。ただし、未来は静香と違って、焦らすようなことはしない。むしろ焦らすなんて余裕はなく、ただ静香をちゃんと気持ち良くさせることに全力だからだ。
 だから陰核を爪でつつき、指で何度も捏ねる。舌は媚肉の中へと、侵入させつつ。一気に激しく叩きつけられる快楽の連続に、静香は腰を、お尻を、体全体を何度も何度も震わせた。それでもまだ堪えながら、未来の名前を呼び続ける。もはや無意識で呼んでいるのだろう。未来も応えるように、ぬちゅぴちゃぐちゅりと粘っこい音を絡ませながら、刺激し続ける。
 そして静香が快感の渦に呑まれかけ、腰を跳ねさせた瞬間――
「あ、ひ……あんっ、ぅぅぅぅぅぅぅぅうあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 未来の歯が陰核を、強く押し潰した。
 暴れるように体を激しく跳ね、大きく震わせ、静香は未来にイかされた。秘部からくちゅりと愛液が零れ、それを未来は綺麗に舐めとる。その刺激さえも、また新たな快感となって静香はびくんびくんと反応した。
 お互い、疲労でくったり。
 気が付けば、汗まみれ液まみれの中々に酷い状態だった。

「はぁっ、はぁっ……とりあえず」
「んくっ……うん、シャワー浴びよっか」



◇◇◇





「でへへ~」
「何よ、嬉しそうに」

 一つのベッドに二人で横になりながら、会話をする。結局シャワーを浴びた後も、体を洗っている最中にいろいろあって二人とも完全に疲労しきった状態だ。幸いなのは、お互いに明日がオフということだろう。
 静香の問いに、未来は少しだけ顔を赤らめて。

「だって、静香ちゃんと……でへへ」
「~っ! あぁもうっ!」
「わぷっ!?」

 嬉しそうにそんなことを言う未来を、強く抱き締めた。いちいち恥ずかしい。けれども、嬉しいという感情は同じだった。

「でもね、静香ちゃん」
「何?」
「お酒は当分禁止だからね?」
「……はい」
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