絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

傘の日、暴走

パロディ含むギャグ。しかも結局鈴仙は解決出来てはいないという。





 1.傘の日



「今日は傘の日です!」
「は?」

 境内でお茶を啜っている霊夢の目の前に、突然文が降って来て、そんな言葉を発した。
 霊夢はぽかんとした表情を浮かべている。文はニコニコ笑顔で両手に傘を一本ずつ持っていた。

「えーと、何?」
「私ですか? 射命丸文ですよ。烏天狗で風を操る程度の能力を扱い、人気新聞を手掛ける超実力派記者」
「あんたのこと訊いてんじゃないわよ! 傘の日とやらを訊いてるの! というかさらりと嘘を混ぜるな!」
「良いじゃないですか、自称でくらい夢見させて下さいよ!」
「煩い不人気記者!」
「な!? 言って良いことと悪いことがありますよ!」
「今のは真実じゃない」
「真実は時に人を傷つけるんです!」

 ギャーギャーと喚き合う二人。

「大体傘の日って何するのよ!?」
「知りませんよ! 傘で戦うんじゃないですか!?」

 その瞬間、霊夢が文の傘を二つとも奪った。
 文はしまった、という表情をするがもう遅い。

「ならお望み通り、戦ってあげるわよ!」
「ちょ、霊夢さん、タンマタンマ! きゃぁぁぁぁぁぁ!? そ、そこはつついちゃ駄目ですよぉ……」

 文、敗北。(いろいろな意味で)





 2.昔話

 むかしむかし、ある所に妖夢と幽々子が住んでおりました。
 妖夢は川へ洗濯に、幽々子は隙間グルメツアーに行きました。

「んしょ、んしょ」

 妖夢が川で洗濯をしていると、川上から衣玖がどんぶらこ、どんぶらこ、と流れて来ました。

「大変だ!」

 妖夢は衣玖を助けようと、川に飛び込みました。
 電気が流れました。
 感電しました。
 妖夢は気絶して、衣玖と一緒にどんぶらこ、どんぶらこ、と流れていきましたとさ。
 めでたし、めめめめ。





 3.昔話part2



 むかしむかし、ある所に萃香Aと萃香Bが住んで居ました。
 萃香Aは妖怪の山へ殴り込みに、萃香Bは川へ洗濯しに行きました。

「んちょ、んちょ」

 萃香Bが川で洗濯していると、川上から大きな(ミッシングパープルパワー)萃香が流れて来ました。
 萃香Bは、家へ持ち帰ろうとしましたが、重くて無理でした。

「鬼退治、行こうと思う」

 大きな萃香が川から自力で上がって来て、そう言いました。

「誰を退治するのさ。私たちが鬼なんだよ?」
「分かってる。本当の鬼を退治しに行くのさ」
「本当の鬼?」
「そう、人の悪しき心だよ」

 なんとなくカッコいいことを言って、大きな萃香は人里へ向かいました。
 霊夢に退治されたようです。





 4.月世紀ウドンゲリオン



 鈴仙は悩んでいる。
 自室にこもって、一人で悩んでいる。

『貴女は自分勝手すぎる』

 そう、映姫に言われたあの時の言葉が、ずっと重く心にのしかかっていた。
 仲間を見捨て、それなりの幸せを得て暮らしている自分自身を、改めて考えているのだ。

「私は……見殺しにした。見捨てた。私が、今こうしてここにいることは、いけないことなのかな?」

 ただ一人、ぽつりと呟く。
 その答えを見出だそうと、過去を振り返ろうとするが、過去に向き合うことが、怖い。

「逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ」

 自分自身に暗示をかけるかのように呟く。

「そう、逃げちゃ駄目だ!」

 思い出せ、自分がしてきたことを。そう強く決意し、鈴仙は過去を振り返る。
映姫に言われた罪、それは大罪。

「やっぱり……ここに居ちゃいけないのかな」

 そこから出る結論は、居てはいけないというものだった。
 ぬるま湯に浸かっているかのような、生活。それは罪人には過ぎた生活だ。
 けれども、過去に鈴仙はみんなに訊いたことがある。

「私は、ここに居ていいのでしょうか?」

 と、訊いた時、輝夜も永琳もてゐも、みんなが口を揃えて言った。

「当たり前じゃん」
「出来の良い弟子を手放す気は無いわよ」
「私たち、家族みたいなものじゃない。何を今さら」

 その言葉に、鈴仙は救われた。
 ただただ涙を流して、ありがとうと言った。

 過去を振り返ると共に、そのことを思い出した。
 鈴仙は立ち上がる。

「みんなが、大好きなみんなが……居て良いって言ってくれた……私は、私は……」

 震える声で、鈴仙は、悩みを振り切ったような表情で、叫ぶ。

「私は、ここに居て良いんだぁ!」

 その時、障子が開いた。

「おめでとう」
「し、師匠!?」

 続いて、天井から、輝夜が降りてきた。

「おめでとう」
「ひ、姫様!?」

 さらに、床下からてゐが出現。

「おめでとう」
「て、てゐ!?」

 わらわらわらわらと因幡たちが集まってくる。
 みんながみんな、おめでとうと口にする。
 鈴仙は、最初戸惑っていたが、すぐ笑顔になり、

「ありがとう!」

 と言った。

 永遠亭のみんなに、ありがとう。
 月のみんなに、さようなら。
 そして、全てのイナバたちに、おめでとう。
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