絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

case17:『目』

文さんと霊夢さんで小ネタ。

Case17:『目』


 射命丸文が博麗霊夢の良いところを挙げろと言われた場合、彼女は真っ先に数秒も迷わずに「目」と答える。
 その理由はいくつかあり、文は理由を問われたら「妖怪にも神にも怯まない、揺るがないその目の力強さ」と返す。しかし、それは表向きの理由だ。もちろん、それも理由の一つではあるのだが、文にとって決定的な理由ではない。

「なぁに見てんのよ」
「いえ、別に」
「取材するんじゃなかったわけ? 黙って見つめるだけなら、他所行きなさいよ気持ち悪い」
「観察という名の立派な取材ですよ」
「うっざ」

 文はジッと霊夢の目を見つめる。

「……綺麗」
「は? なんか言った?」
「別に何もー」

 思わずぽつりと零れた言葉を誤魔化すように、文はにへらっと笑った。
 そう、ただ純粋に綺麗だと思ったから。それが文にとって、一番の理由だった。
 そんな思いを抱きながら、文は今日も霊夢を取材する。
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