絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

case15:『十六夜咲夜』

咲夜さん。




Case15:『十六夜咲夜』



 紅魔館に唯一の人間、それが十六夜咲夜である。並みの人間ならば、目を合わせただけで失神するレベルの妖怪が住むこの館で、咲夜はそれなりに快適に暮らしている。館の住人からも、信頼が厚く、紅魔館になくてはならない存在だ。
 しかし、咲夜の存在を知る者は誰もが首を傾げる。何処へ出ても優秀になんでもこなせそうな彼女が、何故わざわざ危険な館を住処としているのか。紅魔館には別に給与があるわけでもなければ、決まった休暇なんてものもない。さらには命の危険性も伴う。本来ならば、誰も働きたくない職場だろう。
 咲夜自身、過去に何度も訊ねられたことがある。

「もっと他にあるのではないか」

 そう言われるたび、咲夜は瀟洒な笑みを浮かべて決まった言葉を返す。

「私がここより快適だと思えて、幸福を感じ、私自身を活かせることができる職場が存在するのなら」

 それ以上は何も言わない咲夜に、疑問を感じる人はよりその疑問が深まるだけだった。
 そんなことがあって、結論として、咲夜は一部では幻想郷でもトップクラスの変人と噂されている。その噂に、紅魔館当主は腹を抱えて笑い、当の噂された本人は「私のいったいどこが変なのか」と純粋に首を傾げていたそうな。
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コメント

さすが咲夜さん。瀟洒かつ天然でかわいらしいw
2013-11-07 Thu 19:56 | URL | ロドルフ [ 編集 ]
>>ロドルフさん
咲夜さんは若干天然入ってるところが可愛くていいと思いますっ!
2013-11-08 Fri 00:08 | URL | 喉飴 [ 編集 ]

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