絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

遊びを教えて!

実は一応教えて!シリーズだったり。
久し振りに少し突っ走った内容。ギャグ。





 1.鬼ごっこ



「ねぇ、パチュリー」
「なに妹様?」
「鬼ごっこって何?」
「知らないの?」
「うん」

 鬼ごっこ、誰もが一度はしたことある遊び。
 しかし、フランドールは知らなかった。ちなみにパチュリーも実は知らなかった。

「あー……鬼ごっこはね」
「うん」

 純粋な瞳。
 知らないとは、言えなかった。
 考えるパチュリー。
 鬼ごっこ……文字から連想されるのは、

「鬼の真似をする遊びよ」
「鬼の真似?」
「そう。お酒飲んだり、力任せに暴れてみたり」
「ふーん……ありがとう」

 その夜、フランドールがお酒に酔って、紅魔館内で大暴れし、半壊したそうな。








 2.お馬さんごっこ



「美鈴」
「あ、妹様じゃないですか。危ないですよ? こんな門近くまで来ちゃ」
「曇りだから大丈夫!」
「それで、何か御用ですか?」
「あのね、お馬さんごっこって何?」
「へ?」

 お馬さんごっこ。やったことあるかは別として、誰もが知っている遊び。
 しかし、フランドールは知らなかった。ちなみに美鈴も知らない。

「お馬さんごっこはですねぇ……」
「うにゃ」

 輝く瞳。
 知らないなんて言えない。
 考える美鈴。
 お馬さんごっこ……馬の、真似。

「お馬さんごっことは、馬の真似をする遊びです」
「馬の真似?」
「はい、こうやって」

 四つん這いになって、

「ヒヒーン!」

 と叫ぶ美鈴。割りと似ている。
 フランドールは美鈴の真似をする。
 二人四つん這いになって叫ぶ。

「ヒヒーン!」
「ぶるるぅ」
「ヒヒーン!」
「ヒヒーン!」

 それを見に来たレミリアが涙を流し、咲夜が血を吐いたそうな。
 ちなみに小悪魔がパチュリーにお馬さんごっこを迫り、消された。
 ちゃんと賢者の石やらを使い再生した。








 3.お医者さんごっこ



「ねぇ、パチェ」
「なに?」

 読んでいた本を机の上に置き、レミリアの方向へ向くパチュリー。

「というかレミィ、いつの間に居たの?」
「親友が隣りに居ることに気付いて無かったなんて……親友失格じゃない?」
「あら? 絶交?」

 特に動揺せず、首を傾げる。

「私は優しいから許してあげる」
「はいはいありがと」
「むぅ~何よ、素っ気無いな」
「私は本を読んでいたの」
「本より親友を選びなさい」
「で、何の用かしら?」
「あ、そうそう。パチェ、お医者さんごっこって何?」

 時間が止まった。
 黙るパチュリー。
 キョトンとするレミリア。

「……レミィ、何故そんなことを?」
「この前フランに訊かれてね。分からなくて答えられなかったのよ。パチェなら知ってるかと思って」
「まぁ、それは……」
「お願いパチェ! 姉として、威厳が! 威厳が!」

 パチュリーの肩を掴み、必死にそう訴える。

「別に良いけど」
「ホント!?」
「……でも説明しにくいわね」

 どう説明すれば良いのかと、悩むパチュリー。

「あ、なら実際にやってみせてくれればいいわよ」
「……この私に、魔女に、お医者さんごっこをやれと?」
「お願いパチェ!」
「ぅ……はぁ、分かったわよ」
「ありがとうパチェ!」
「じゃあ私が医者役をやるから、レミィは患者役ね」

 パチュリーの言葉にレミリアは素直に頷く。

「じゃあ目の前の椅子に座って」

 椅子を二つ、並べる。
 レミリアはちょこんと座る。

「じゃあ私のやりとりになんとなく合わせてくれれば良いから。患者役ということを忘れないこと」
「ああ、分かった」

 吸血鬼と魔女のお医者さんごっこが、今始まる。

「ではレミィ、今日はどこが悪いのかしら?」
「最近風邪気味なのよ」
「じゃあアーンして」

 何故口を開けなきゃいけないのか、疑問に思ったが素直に従う。

「アーン」
「ふむふむ。少し赤いわね。じゃあ次、上着まくって」
「えぇ!?」
「早く」
「う……うぅ」

 恥ずかしい気持ちを押さえながらも、親友のパチュリーを信じて上着を両手でまくる。
 幼い素肌が、露になった。

「聴診器は無いから、素手で触るわね」
「ひゃっ!?」

 聴診器で心音を聴く動作を真似て、右手でそっと優しくレミリアの小さな膨らみに直に触れる。
 ぴくりと震えるレミリア。
 その瞬間――

「パチュリー、遊ぼう! ……って」

 フランドールが入って来た。

 そこでフランドールの視界には、上半身を晒したレミリア、その幼い膨らみに手を触れているパチュリー。

 つまり、誤解するには十分なわけで――

「ふ、二人共不潔だぁぁぁぁぁぁぁ! うわぁぁぁぁぁん!」
「ふ、フラーン!」
「パチュリー様! 私の胸ならいくらでも揉んで――」
「ロイヤルフレア」
「こぁぁぁぁぁぁぁぁくぅまぁぁぁあぁぁん!?」

 泣き叫ぶフランドール。
 顔を赤くしてオロオロするレミリア。
 燃える小悪魔。
 笑うパチュリー。
 図書館では本を読みましょう。








 4.かくれんぼ



「ねぇ、咲夜」
「妹様、どうしました?」
「かくれんぼって何?」
「か、かくれんぼですか?」
「うん!」

 かくれんぼという誰もが一度はしたことある遊び。
 しかし、フランドールは知らなかった。実は咲夜も知らなかった。

「かくれんぼとは……」
「かくれんぼとは?」

 考える咲夜。
 かくれんぼ……隠れるということ。なら何故わざわざ『んぼ』とよく分からない言葉が付いているのか。
 考えに考える。

「かくれんぼとは、隠れながら『んぼ』っと小さく呟くことです。そして、誰かに見つかったら『んぼぉぉぉぉぉ!』と叫ぶのです」
「そっかぁ。ありがとう!」

 その日、紅魔館内で「んぼ」と小さく呟く可愛らしい声がずっと聞こえた。
 気味が悪くなったレミリアが捜し当てた瞬間、館内に「んぼぉぉぉぉぉ!」という叫び声と「きゃぁぁぁぁぁぁ!?」という悲鳴が聞こえたそうな。
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