絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

まだまだ

息抜きしてたら無意識モードで書き上げた小ネタ。
盛り上がりがあるわけでもなく、勢いがあるわけでもない、そんなフランドールとパチュリーさんの小ネタ。
この二人で書いてここまで何もないのも、ある意味珍しいです。
「珍しいわね、妹様が私を部屋に呼ぶなんて」
「まぁね。いつも私が図書館に行ってるから、たまには来てもらうのもありかなーって」
「別に私は妹様と会うために、図書館に居るわけじゃあないのよ」
「まぁまぁ、今日は私がもてなしてあげるから、ゆっくりして行きなよ」

 そう言って、フランドールは紅茶を渡す。珍しく、フランドールが淹れたものだ。
 パチュリーは素直に受け取り、そっと口に運ぶ。しばらく眼を瞑り、それを味わう。その間に、フランドールは自分の分の紅茶を淹れる。
 そしてフランドールが飲もうとしたそのとき、パチュリーは口を開いた。

「五十二点ってところかしら」
「うぁ、びっみょーな点数」
「別に悪くはないのだけどね。それでも咲夜や小悪魔の淹れるものと比べちゃうと、どうしてもね」
「パチュリーも紅茶淹れるの、実は上手いもんね。滅多に淹れないけど」
「レミィもね。同じく滅多に自分で淹れることなんてないけど」
「あーもう、なんか悔しいなぁっ」

 フランドールは一口飲み、ため息を零す。決して不味くは無い。だが、それでも普段咲夜が淹れるものの、足元にも及ばない。フランドール自身、飲んでそう感じた。

「何がいけないんだろう……いや、何が足りないのか、かなぁ」
「妹様が紅茶を淹れ始めたの、つい最近でしょう? なら上出来だと思うけど。どうしてもって言うなら、咲夜に直接訊けば良いじゃない」
「それもなんか、悔しいじゃん」
「何かを効率良く学びたいのなら、くだらないプライドなんて捨てた方がよっぽど早いわよ」
「むぅ、パチュリーは今まで、直接誰かに教えを求めたことがあるの?」
「そんなこと、一度も無いに決まってるでしょう。魔女だもの。プライドはそれなりに高いつもりよ?」
「くだらないプライドなんて、捨てた方が効率が良いんじゃなかったの?」
「私には時間があるもの、人間と違ってね。遠回りも悪くないわ。効率の良い方法なんて、本を読めばそれで充分」
「じゃあ私も、私なりに頑張る方を選ぶよ。でも、時間をかけるつもりもないよ。時間をかけず、そして効率良く」
「都合の良いことこの上ないわね」
「実現出来たら、拍手でもしてね」
「そうね、咲夜の紅茶を超えるものを出せたら、両の掌が赤くなるくらいに拍手してあげるわ」

 ふふっと笑うパチュリーに、フランドールはもう一杯紅茶を差し出す。話しながら淹れていたもので、最初に出した紅茶とは違うものだ。

「というわけで、努力しないとね。はいこれ」
「もてなしって、妹様の紅茶にひたすら付き合うことだったのかしら?」
「まぁまぁ良いじゃん、どうせ暇でしょ。ほら、飲んでみて」

 言われるがまま、さっきと同じように、一口飲む。

「ど、どうかな?」
「二十八点」
「うぁー!?」

 パチュリーは笑顔で、そう答えた。
 目標達成までは、まだまだ長い。
 
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コメント

何で下がった!?
2013-05-25 Sat 18:39 | URL | 名無し [ 編集 ]
>>何で下がった!?
パチュリー様はシビアなので(
2013-05-26 Sun 15:44 | URL | 喉飴 [ 編集 ]

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