絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

ステップ3は想い伝えて

ブログに保管し忘れてましたあばば。
ステップシリーズ最終回! 早苗とナズーリンのお話! ネチョなので、未成年は閲覧禁止ですよ!
 


「……お前に娘はやらん」
「まぁまぁ神奈子、落ち着いて。まず早苗は神奈子の娘じゃないでしょ」
「神奈子様、諏訪子様、私たちは愛し合っているのです! 既にナズーリンさんの方のご家族にも、お話は通しました! 温かく応援してくれました! 後は神奈子様と諏訪子様、お二人です!」
「まず私は早苗と恋人になった覚えは無いのだが」

 早苗に「遊びに来ませんか?」と誘われたナズーリン。どうしようか悩んでいると、命蓮寺のみんなに「行っちゃえ行っちゃえそしてヤっちゃえよぉ!」と後押しされた。というか、半分強引に追い出された。
 そして仕方なく、別に何かをする気はないが、守矢神社へと行く羽目に。
 すると、神奈子と諏訪子に対しての紹介が「私の恋人です」だった。
 今はどこぞの古臭いドラマのような展開を、神奈子と早苗は無駄に名演技中。諏訪子は苦笑いを浮かべつつ、それに一応乗ってやっている。もちろん、ナズーリンはとても冷めた目でこの状況を眺めている。
 ナズーリンは早苗に関わり始めてから、妙なことに巻き込まれたりするのに、慣れつつあった。

「えっと、ナズーリンだっけ? お茶飲む?」
「あ、お構いなく。むしろもう、帰って良いですか?」
「ん~それは早苗が許してくれないと思うよ?」
「はぁ……そうですか」

 ナズーリンがため息を吐きつつ、横をちらっと見る。
 そこには、未だに口論を続ける神奈子と早苗の姿。

「早苗! 大体こいつの何が良いんだ!?」
「こいつとはなんですか! ナズーリンさんにはちゃんと、東風谷ナズーリンっていう立派な名前があるんですよ!」
「いつ私と君は結婚をしたんだ」
「東風谷ナズーリンだか東風谷早苗だか知らないが、そんな何処の馬の骨かも分からん奴に任せられるか!」
「いや、早苗は知っておきましょうよ、八坂様」
「馬じゃないですよー鼠ですよーだっ! 神奈子様、神様なのにそんなことも分からないんですか!?」
「君は子どもか」
「何処の鼠の骨かも分からん奴に任せられるか!」
「言い直さなくて良いですから、八坂様」

 ぎゃあぎゃあと騒ぐ神奈子と早苗を見て、もうこれは何を言っても聞こえないだろうなと判断した。

「あー……あっちはちょっと放っておこうか。ナズーリンとやら、ちょっと私とお話でもしないかい?」
「あ、はい」

 諏訪子は立ち上がり、何処かへ向かおうとする。こいこい、と手招きしている様子から、ナズーリンに別の部屋で話そうと提案しているようだ。
 ナズーリンはちらりと、早苗たちの様子を見る。未だに言い争う二人は、より喧しさが増していた。これでは諏訪子との話に、集中など出来ないだろう。
 諏訪子の後に付いて行き、そのまま部屋を後にする。
 ぱたぱたと廊下を歩く。

「ごめんねー早苗は強引だし、神奈子は馬鹿だから」
「いえ、特に気にしてないので」

 あぁ、なんだか久し振りにまともな人と会話した気がする。ナズーリンはそんなことを思いつつ、まともなことに喜びを感じていた。
 少し歩いて、諏訪子が早苗の部屋へと入った。ナズーリンも一度来たことがあるので、覚えている部屋だった。

「おいで、いろいろと話をしてみたいんだ」
「では……」

 誘われるまま部屋に入り、座布団に腰を下ろす。机を挟んで、目の前には同じように座っている諏訪子が居る。
 一体何を話せばいいのだろうか、とナズーリンは少し考える。こういう場合、共通の話題を振った方が会話は持つ。そこでナズーリンが思い付いたのは、早苗のことだった。

「さ――」
「話っていうのは、早苗のことなんだけどね」
「……はい」

 ナズーリンが話すよりも先に、諏訪子の方が早かった。なんとなく、ちょっとだけへこむ。
 そんな少し暗くなったナズーリンを見て、諏訪子は首を傾げた。

「早苗さ、あの子結構さ、強引でしょう?」
「……あぁ、そうですねー」

 諏訪子にそう言われ、ナズーリンは今までのことを思い出す。
 突然敵だと勘違いされ、痺れ薬を飲まされたこと。
 媚薬を飲まされかけた上、結局体を重ねてしまったこと。
 自室へと不法侵入され、その後命蓮寺のみんなに二人は恋人という認識されるはめになったこと。
 早苗と出会ってから、知り合ってから、まだそこまで日は経ってない。日数で言えば、短い付き合いの部類だろう。だが、その短い間に、ナズーリンはいろんなことを体験したように感じた。

「正直、振り回されるのも、少し慣れました」

 ナズーリンは苦笑い気味に、そう答える。

「早苗からさ、色々話を聞いたんだ。早苗がナズーリンのことを、好きだということも。けどさ、さっきも言ったけど、あの子強引なところあるから。もしかして相手が嫌がっていたり、恋人関係を認めてないのに、一方的に好意をぶつけてるんじゃないかって思ってさ」
「それは……」

 今までの早苗の行動を思い返してみると、確かに一方的なことが多かった。
 ナズーリン自身、振り回されているという自覚はあった。
 諏訪子は真面目な顔で、続ける。

「それでねぇ、そういうのってやっぱり良くないでしょう? だからね、もしナズーリンが嫌だって言うなら、今後ナズーリンに対してそういう行動はしないようにって、ちょっと注意しようかと思ってね」
「別に注意をするほどでも――」
「早苗が言ってたよぉ、ナズーリンは優しいって。けど、一度も好きだとは言ってくれたことは無いって。わざわざ無理して、早苗の強引な行動に付き合う必要は無いんだよ? それにね、相手が自分のことを好きでも無いのに、優しいから付き合ってくれてるだなんて、早苗にも良くないしね」

 ごめんね無理矢理付き合わせちゃって、と申し訳なさそうに諏訪子は言う。
 今まで振り回されてきたのが、これであっさりと幕を閉じる。これからは騒がしい日常を過ごさずに、早苗と出会う以前の落ち着いた生活へと戻ることが出来る。
 喜ばしいことのはずなのに、ナズーリンは言葉に詰まった。

「その、あの……」
「うんうん、こういうのって本人には言いにくいよねぇ、分かるよ。だから、私が早苗にちゃんと言っておいてあげるね」

 ただ一言、諏訪子の言葉を肯定するだけで、それだけで平穏に戻れる。
 けれども、ナズーリンはハッキリしない。
 せっかく元の日常に戻れるというのに、嬉しいという感情が湧いてこなかった。それよりも、もやもやとした嫌な感情が心に渦巻いた。
 その理由は、実はもうとっくに理解していた。ただそれを、口にしたことは無かった。早苗に伝えたことが無かった。

「わたしは、私は……」
「ん?」

 どくんどくんと、鼓動が高鳴るのがよく分かった。
それでもナズーリンは、諏訪子の眼をジッと見据え、しっかりと言う。

「確かに早苗は強引だし、色々と人の話を聞かないで突っ走るところもあります。今までも、何度も振り回されてきました。けれど、なんともおかしな話だとは思いますが、そんな厄介でどうしようもない相手なのに――」

 すぅっと息を吸って、少しだけ呆れたような笑顔で、ナズーリンは言葉を紡ぐ。その呆れは、早苗に対してではなく、自分自身に向けたものだ。

「好きに、なっちゃったんですよ」

 早苗本人にも、直接口に出して言ったことは無い言葉だ。

「だから、今のままで良いんです。いや、今のままが良いんです。だから――」
「く、くくっ……ははっ!」
「へ?」

 ナズーリンの言葉の途中、突然諏訪子が笑い出した。
 一体何故か、とぽかんとしてしまうナズーリン。

「いや、ごめんごめん。なんていうかさ、うん、ぶっちゃけ試した」
「……えっ?」
「えっとねー本当に早苗が好きなのかどうか、試させてもらったのよ。正直、話聞いたり早苗に対する態度見て、多分両想いだろうなーって思ってはいたんだけどさ。それでも確証は得られてなかったし、早苗曰く好きだと言ってもらったことは無いって言ってたからさー」
「私としては、真面目だったんですけど」
「うんにゃ、私だって半分は真面目だったよ。もしナズーリンが、私の言葉に賛同するようだったら、本当に今後早苗を付き纏わせないようにするつもりだったしね。でも――」

 諏訪子は身を乗り出し、向かい側に座っているナズーリンの頭に手をぽんと置いた。
 そしてニカッと笑う。

「その必要は無いようだ。早苗をよろしく頼むよ、ナズーリン」
「っ!?」
「そして出来れば、早苗に直接好きだって言ってあげてくれ。なんだかんだで、あの子気にしてそうだからね」
「……はいっ」

 ナズーリンが頷くと、諏訪子はゆっくりと立ち上がった。

「さて、私はそろそろ戻るとするかな。神奈子の馬鹿を止めてこないとね。ナズーリンはここで、寛いでいてくれ。早苗には、ナズーリンが部屋に居るって伝えておくから」
「あ、ありがとうござい――」
「その必要はありませんよ!」

 ナズーリンの礼の言葉を遮り、突如早苗が現れた。
 あまりにも突然で、諏訪子もナズーリンも固まっている。
 そんな二人を無視して、早苗は喋る。

「お二人のお話、途中からですが聴いていました。ナズーリンさんの想い、しっかりと受け止めました」
「……いや早苗、色々と台無しだよ。ここはナズーリンが、後で早苗と二人っきりで直接言ってこそ、意味があるでしょう。何盗み聞きしちゃってるの」
「壁に早苗あり障子に早苗あり、と言うでしょう? 意味は、いつ何処で早苗が潜んでいるのか分からないぞ、っていう意味です」
「……言わないよ! 何を君は、勝手にことわざの一部に入っちゃるのさ!」

 数秒遅れて、ナズーリンがツッコミを入れる。
 諏訪子はいかにも呆れてます、と言った表情だ。

「そんなことよりもですね、諏訪子様」
「ん?」
「空気読んで、さっさと出てって下さいよ。私は今から、晴れて恋人同士となったナズーリンさんにこれでもかっていうくらいに、えっちぃことするんですから」
「君は堂々と何を言っちゃってるんだ!?」
「はいはい、お邪魔虫は退散するとするよ。つーか、神奈子はどうしたのさ?」
「御柱振り回して弁慶の泣きボクロ直撃して、一人悶えてます」
「弁慶の泣き所だろうが。何ちょっと、セクシーな部位になっちゃってるのよ。まぁいいや、あの馬鹿は私がなんとかするとしよう。それじゃあね」

 わざとらしいため息を零しながら、諏訪子は部屋から出て行った。
 早苗とナズーリン、二人きりになる。

「早苗、その……もう聞いてしまったようだけど、直接言っておきたいことがある。聞いてくれるかい?」
「えっちぃことした後に聞きます!」
「今聞けや! どんだけ欲望に忠実だ!」
「だって、ナズーリンさんに好きだって言われて、もう色々と爆発しちゃいそうなんですよ? むしろまだ襲ってないだけ、よく理性が持っていると褒めてもらいたいくらいです」
「なんていうか、ホントもう色々と腹が立つな君は。けどまぁ、そんな君を好きになってしまったのだから、私もおかしなものだ」
「え? ナズーリンさんは変人なんですか?」
「今とても君の顔面をグーでやっちゃいたい気分だよ」

 気が付くと、ナズーリンの両の拳はグーになっていた。

「女の子に暴力は良くないですよっと」
「君は話しながら、何をさらっと私を押し倒してるんだ」
「えっ?」

 きょとんとした表情の早苗。
 きょとんとしつつも、ゆっくりとナズーリンを押し倒す手は止めていない。
 そこでナズーリンは、この話を聞かない滅茶苦茶な人間に、少し意地悪をしてやろうと考えた。
 ナズーリンは自分の肩にかけられた手を掴み、そしてグッと力を込めて自らの方へと引っ張った。

「へ? あ、わわっ!?」

 早苗はバランスを崩し、一瞬でそのままナズーリンに組み敷かれてしまう。
 さっきとは違った意味で、きょとんとする早苗。視界には、見慣れた天井とナズーリンの早苗を見下ろす、してやったりという表情。

「え? あれ? え?」
「ふふっ、ネズミを甘く見ると、痛い目を見るよ?」
「や、ちょ、待った待ったストップです!」

 慌てる早苗の言葉を無視し、ナズーリンは早苗の首筋へと舌を這わす。ぬるりとした感触と生温かさが、早苗を襲う。
 慣れない感覚は、早苗に快感よりもくすぐったさを与えた。

「あ、あははっ、ちょっと本当にっ、もうやめー」
「むぅ……なんか笑われると私が下手って言われてるみたいで、なんかちょっと腹が立つね」
「ひゃあっ!?」

 ちゅうっと首筋に強く吸い付き、赤い痕を残す。
 そして服の中に手を侵入させ、下着の上から胸に触れる。下着越しでも、その柔らかさはしっかりと弾力を持ち、触れていて心地良い。

「……やっ!?」
「お? ここかい?」

 早苗が初めて、そういう反応らしい反応を見せたのを、ナズーリンは見逃さなかった。
 胸を覆う下着に手を滑り込ませ、直接胸を揉みしだく。ナズーリンが手を動かすたびに、ふにゅりと形を変える。そして、ぴんと自己主張しているかのうように固くなった先端部分を、爪で弾く。
 その刺激に、早苗はぴくっと体を震わせた。眼をぎゅっと瞑り、与えられる刺激に耐えている。
 その耐える姿を見て、普段とのギャップのせいか、ナズーリンは心の奥で何か熱くなるものを感じた。

「……早苗っ」
「んっ、ぅ……」

 もっともっと、早苗のこういう姿を見てみたい。早苗のいろんな表情を見てみたい。そう、ナズーリンは思っていた。
 がばっと上着を捲り、そして下着をずらす。ナズーリンの目の前には、早苗の白い肌と乳房。
 思わず、ごくりと唾を飲む。
 早苗は少しだけ涙目で、ナズーリンを睨んでいる。

「うぅ~ナズーリンさんに攻められるなんて」
「可愛いよ、早苗」
「~っ!? ナズーリンさんのくせに、ナズーリンさん如きに、ナズーリンさん程度にぃっ!」
「君は恋人をどれだけ見下しているんだ……。まぁ良いさ、これからたっぷりねっとり、私の恐ろしさを味あわせてあげよう」
「っ!」

 にやにやと意地悪い笑みを浮かべ、早苗のピンク色の先端をはむっと口に含む。右は吸い、左は揉む。
 ちゅうちゅうとわざと音を立てながら吸われ、早苗の羞恥心が加速する。そしてぞくぞくっとした感覚が、背中を駆ける。
 吸い、舐め、舌で転がす。ただそれだけの単純な動作が、早苗には初めてのことで、声が漏れそうになる。
 しかし、声を漏らすなんてこと、早苗のプライドが許さなかった。口を両手で塞ぎ、なんとか堪えようとする。

「あれだな、やっぱり私のよりも大きいな。少しだけ、羨ましい」
「ふ、ふふん、羨ましいですか? さぁ私にひれ伏すが良い――」
「隙あり」
「ひゃうんっ!?」

 早苗が両手を解いて言葉を紡いだ瞬間、ナズーリンはちゅうっと今まで以上に強く吸った。
 予想してなかった刺激に、早苗は大きく声を上げた。
 ナズーリンはこれを狙っていたようで、さっきよりもニヤニヤとしている。早苗は悔しそうに、ただ睨む。

「今日のナズーリンさんは、意地悪です」
「それだけ早苗が可愛いということにしておこう。あ、そうだ、早苗」
「はい?」
「キスをしようか」
「へっ――んぅっ!」

 ちゃんと好きだと告げてからの、初めてのキス。前回は想いを伝えず、あやふやなままにキスをしてしまった。だからこそ、ナズーリンは今キスをしたかった。
 重ねるだけのキスから、何度も何度もついばむようなキスへ、そして最終的には互いに舌を絡ませる熱く強いキスへと変わる。
 くちゅりという粘着質な音を立てながら、互いの口内を貪る。つぅっと、早苗の口の端から唾液が垂れた。しかし、そんなことは気にしない。ただただ互いに、相手を感じることだけに夢中になる。

「んっ、やっ……はぁっ」

 舌を絡ませつつ、ナズーリンは右手を早苗の下半身へと滑らせる。肌を伝うその手は、ゆっくりとだが次第に早苗の大切な部分へと近付く。
 すっとスカートに手を忍ばせ、ショーツの上からそこに触れる。
 すると早苗は、びくっびくっと、今まで以上に体を震わせた。

「早苗、濡れてる?」
「そ、そういうのっ、相手に聞くのはデリカシーに欠けると思いますっ」
「デリカシー云々は、君に言われたくないな」
「ひゃっ、あんっ、やぁ……」

 ショーツの上から、揉むようにそこを刺激する。
 じわぁっと感じる温かさが、早苗に与えている快感の証だと、ナズーリンは気付いていた。優しく擦るような動きから、激しく刺激を与える動きまで、緩急をつけてそこを攻める。
 勿論、その間空いている左手は、早苗の胸を弄っている。揉んだり、こねたり、指の腹で転がしたり、様々な刺激を与える。
 そのたびに、顔を赤くして反応をする早苗に、ナズーリンは自然と息が荒くなっていた。攻めている自分自身も、擬似的な快感を得ていた。ぞくりと体が震えた。
 ショーツ越しに、ぬるりとした感触が伝わる。ナズーリンは一度深呼吸をして、そして手をショーツの中へと侵入させた。

「うわ……これは凄い」
「――っ!? だ、だから言わないでくださいっ! ナズーリンさんの変態! ネズミ!」
「いや、ネズミだけども。そして変態は、君には言われたくない」

 うーうー唸る早苗を見て、思わず笑ってしまう。
 そしてナズーリンは指を動かす。ぬるりとした感触の中に、固い突起物の感触があった。それを指で弾くように弄る。

「っ、ふにゃあっ!」
「……ふにゃあ?」
「……ぅー、忘れてください、割と本気で」

 今まで以上に真っ赤になって、本気で恥ずかしがる早苗。
 ナズーリンは気を取り直して、攻める手を再度動かす。くちゅくちゅという水音が、この静かな部屋ではやけに大きい音に聞こえる。
 口は胸へと吸い付き、右手はショーツの中を弄る。
 ざらりとした舌の感触と、自分でも弄ったことのない部分を弄られる感覚。そしてそれが好きな相手によって与えられているという事実が、早苗の羞恥心や快感をどんどんと加速させた。
 背中を駆けるだけだったぞくぞくとした快感は、今や脳にまで及び、思考を痺れさせる。
 あーあーっ、と震えた声を上げ、ナズーリンの愛撫に体が跳ねる。
 それはもはや、我慢できるものでは無かった。

「ぁ、あぁぁ、んぅ……ふぁっ、ナズーリンさんっ」

 ぎゅっとナズーリンの首に腕を回し、与えられる刺激をただただ受け入れる。
 びくびくと震える体と、その声や様子から、もう早苗の限界が近いことを語っていた。
 それを察したナズーリンは、攻める手をより強くする。
 胸の先端を舌で転がし、右手はショーツの中の突起を強くこねくり回す。ぞくぞくっとした感覚が、早苗を一気に襲う。ぴりぴりとした刺激、頭が真っ白になるくらいの快感、そして体を重ねて伝わる好きな人の体温、それら全てが重なり合う。

「やっ、あっ、あっ、んあぁぁぁぁっ!」

 そして早苗は、もう羞恥心なんて関係無しに、大きな声を上げて絶頂へと達した。
 びくりと体を震わせ、荒い息を吐く。瞳はぽーっとしていて、快感が抜けきっていないようだ。
 ナズーリンの指先から、早苗のそこがひくついているのが分かる。

「やぁっ!? え、んぁっ、ちょ、ちょっとナズーリンさん!?」

 終わったかと思ったら、ナズーリンは再び指を動かし始めていた。
 早苗は慌てて起き上がろうとするが、力が抜けてしまっていて全く身動きが取れない。
 そんな早苗を見て、ナズーリンはとっても良い笑顔を浮かべた。

「これで終わると思ったら、大間違いさ。ネズミを甘く見るとどうなるか、教えてあげよう」
「え、え、ちょ、冗談ですよね? わ、私もう――」
「問答無用」
「ひゃ、ひゃぅ――」





 ◇◇◇





「聞いて下さいよ、諏訪子様! ナズーリンさんったら、私がもう無理って言っているのに、ひたすら攻め続けて……」
「どうして君は身内にそういう行為の話を、そう恥ずかしげもなく話せるんだ!?」
「あーごめんね早苗、のろけはやめて。うっざいからさ。とりあえず、幸せそうで良かったよ」
「はい、幸せです! ちょっと神奈子様も聞いて下さいよ! ナズーリンさん、結局私が気を失うまでやめなかったんですよ!」
「えっちなのはいけないと思います! まだ結婚してないのだから、交換日記までだろうが! 張り倒すぞお前ら! なんなら私が昔諏訪子とやってたときに余った交換日記、渡してくれようか!」
「君のトコの神様はピュアすぎる! 交換日記って久し振りに聞いたよ!?」
「じゃあ今すぐ結婚します! ナズーリンさん、結婚してください! そして養ってください! 私家事しますから!」
「……諏訪子様、これどうにかしてくださいよ」
「嫌だよ、面倒な」

 ふぁ~と欠伸をする諏訪子。認めないぞぉと叫んでいる神奈子。結婚結婚と騒ぎ、ナズーリンの腕をぶんぶん振り回す早苗。
 ナズーリンは思わず、今の状況にため息を吐いた。
 そしてこれが、自分が選んだ道なのだと認識した。

「まぁ……こういうのも悪くは無い、よね」

 そうぽつりと零したナズーリンの表情は、穏やかな笑みを浮かべていた。
 
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