ヤマメさんとパルスィさん☆2011-06-18 Sat 20:42
「お昼休みだよパールスィー!」
チャイムの音とともに、パルスィの背後から物凄い勢いでヤマメが迫ってくる。周囲の生徒たちはぎょっとしているが、パルスィ自身は至って冷静だ。 最小限の動きでヤマメをかわすだけでなく、そのヤマメの頭部に肘を一撃。 べちゃ、っと床にキスをするはめになった。 「げふぅっ!」 「私に抱き付くな触るな気易く名を呼ぶな、っていつも言っているでしょう」 「いたた……相変わらずパルスィはつれないなぁ。友達無くすよ~?」 「いないものを失う心配はないわよ」 「目の前に居るじゃん」 「あぁ、ゴミが?」 「ゴミ違う違う。ヤマメっていう友達が!」 ぱぁっと、太陽にも負けないくらいの眩しい笑顔。 それを見て、パルスィは露骨に嫌そうな顔をした。 「ちょ、そこは照れながらもえへへって喜ぶところだよ! 何その嫌そうな顔!」 「あはは、黒谷さんはおかしなことを言うのですね」 「突然の他人行儀だー!?」 学園ものにしたら、一人を好もうとするパルスィと、それに付き纏うヤマメさんとか、美味しいですね。 勇儀さんとパルスィさんの仲が非常に悪かったり。 キスメさんが一人でおろおろしてたり。 さとりさんが保健室で授業さぼってたり。 こいしちゃんが校庭に迷い込んだツキノワグマを触りに行ったり。 お燐はいつも持ってるあれで、グラウンドにラインを引いてたり。 お空はなんかもう、体育館の天井に引っかかってるバレーボールを落としてたり。 そんな学園モノが見たいです。 |
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