絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

ついったまとめ(あやれいむ多め)

最近ついったーの方で『お題ったー』をやっていて、それで軽く消化したものをいくつか。
 1.お題:ちゃんと言うから、好きって言うから。

「何このカード?」
「あぁ、これはですね。いつ誰がどこで何をしたカードです」
「は?何それ?」

 意味が分からず、首を傾げる霊夢。

「このカードに人物や状況などを書き、それを一枚ずつ順番に引いて、出来あがった文章を実行しなければならないというものです」
「え?絶対実行するの?」
「はい、絶対」

 そのとき、文の口の端がにやぁっと妖しく歪んだことに、霊夢は気付かなかった。絶対実行などというルールは無い。

「さて、というわけで、巫女挑戦してみません? ちょっとしたゲームみたいで、案外面白いですよ」
「いや、でも絶対実行っていうのは……」
「大丈夫ですって、無茶なのは入れませんから」

 やりますよね、と拒否権がないくらいの勢いで迫られ、頷く以外に選択肢が無かった。

「はい、では引いてみてください」
「えっと、まずは『今』ね」
「ふむふむ」
「次が『博麗霊夢が』って、私ね」
「ほうほう」
「その次が『ここで文に』ね」
「はいはい」
「最後が『好きって言った』……おいこら馬鹿鴉」

 ニヤニヤと楽しそうな笑みを浮かべる文を見て、「嵌めやがったこいつ!」と心で叫ぶ。

「あんた、仕組んでたわね」
「なんのことやら。でもそう出てしまったのなら仕方ないですね。絶対ですからね。さぁ、どうぞ」
「ぐっ……」

 そんなさらっと言えるわけもなく、詰まる。

「さぁさぁ、どうぞ」
「~っ!?」
「なぁに、ただ一言言うだけです。それともなんですか、巫女はこんな言葉を言うのにも照れちゃうくらいにお子様なんですか?」
「っ! べ、別になんてことないわよそれくらい! ちゃんと言うから、覚悟しなさい!」
「既に覚悟は出来てますってば」

 霊夢はニヤニヤしてる文を殴りたくなるが、我慢。
 そして意を決して一言。

「あ、あんたのことが――」 

     

 
 2.お題:『これが最後。』より


 かしゃり、とシャッターの音。
 しかしそれは、宴会の喧しさにかき消える。撮られた相手である霊夢は、おそらく気付いていない。
 盛り上がっている輪から少し離れたところから、文はシャッターを切っていた。
 もう一度、かしゃり。

「相変わらず、愉快な宴会ですね」

 ぽつりと零す。毎度盛り上がる宴会。
 けれども、いつまで続くのか。
 霊夢を中心としたこの人妖溢れる愉快な宴は、いずれ終わりがくる。それこそ明日、何かの事故で、この楽しい時が終わるかもしれない。またはしっかりと霊夢が天命を全うするまでは、続くかもしれない。いつ終わるかは分からない。

「これが最後の一枚にならないように……」

 そんなことを願いつつ、文はまた、シャッターを切った。そして輪の中へと、入っていった。今この時を、目一杯楽しんでおくために。



3.お題:『離したくないって言ったら、怒る?』より


「離したくないって言ったら、怒る?」

 きゅっと、上着の裾を掴んで離さない。そんな珍しい霊夢の態度に戸惑う。

「別に怒りませんけど、一体何故?」
「それを訊くのは、野暮じゃないの」
「ちょっ!?」

 ぐいっとそのまま引っ張り、文を抱き寄せる。ふにゅり、と小さいけれども柔らかい感触が文に伝わる。

「ちょ、霊夢さん!?」
「察しなさいよ、バカ」

 何がどうしてどうなってこうなったのか、文の頭にぐるぐるといろいろな疑問が浮かぶ。

「嫌?嫌なら、別に良いんだけど……」
「い、嫌じゃないですけどっ。けどっ!」
「そう、じゃあ早速しましょうか。弾幕ごっこ!」
「……え?」
「え?」

 THE・勘違い!



 4.水くさい(お題ったー関係なし)


「はぁ……」
「どしたの椛」
「あぁ、はたてさん。いえ、なんでも……」
「何よ、ウォーター臭いわね」
「何故一部英語なんですか」
「ドブ臭いだっけ」
「物凄い嫌な臭いですね」
「あれね、バブ臭い!」
「お風呂上がりですかって話ですよ」
「もうなんでもいいから臭いわよ椛!」
「喧嘩売りに来たんですか」
「何してるのあんたら」
「お、文。いやね、椛が臭いって話を」
「してません」
「あぁ、獣臭さ?」
「張り倒しますよ。なんですか、文さんもはたてさんも、わざわざ喧嘩売りに来たんですか?」
「私は椛を心配してるんだってば」
「この流れだと、私というか私の体臭心配してる感じになるんでやめて下さい」




 5.お題『キスマークで主張してみる。』『ごめんね、ごめん。』



 首筋をちゅぅっと、強く吸う。少し、痛いくらいに。
 それに霊夢はぴくりと反応した。
 手のひらで口を覆い、声を押さえるその姿を見て、文は心から愛おしさを覚える。と、同時に不安が襲う。この姿を、他の誰にも見せたくない。そんな思いから、何度も何度も啄ばむように唇を落とす。

「痛っ!」
「ごめんね」
「ゃ、あっ!」
「ごめんね、ごめん」

 不安な気持ち、欲望、それらの感情全てを霊夢に押しつける。

「嫌なら、拒絶していいから。退治、してもいいから」
「~っ!?」

 不安げにそう零す文を、キッと睨む。

「嫌なら、もう退治してるわよ……っ!」

 ばかあや、と最後に付け加え、そう言った。その言葉に、文は体が一気にかぁっと熱くなるのを感じた。言葉に出来ない幸福感が、文を満たしてくれた。

「霊夢っ!」
「きゃっ!?」

 霊夢をぎゅうっと、強く抱き締める。
 とくんとくん、と互いの鼓動がやけに騒がしい。
 体の熱さは、もはやどちらの体温か分からない。
 じわりと汗が滲み、文も霊夢も服を着ていることに気持ち悪さを感じてくる。

「じゃあ、霊夢」
「うん……」

 そしてそっと目を瞑り、二人は唇を――



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