『新・秘封倶楽部!』シリーズ感想2011-04-08 Fri 15:30
2009年、今から約二年前の作品ですね。当時第一話から既に読んでいたのですが、昨日今日改めて読んで、やっぱり面白いなぁと思ったので、軽くですが感想の方を。
作品タイトル:『新・秘封倶楽部! 序』:『序の2』:『吸血鬼騒動 前』:『吸血鬼騒動 中』:『吸血鬼騒動 終』:『番外編1 知識の森の見る夢は?』:『桜に願いを 前』:『桜に願いを 中』:『桜に願いを 後』:『番外編2 おおむね平穏な学園の一日 午前』:『外編2 おおむね平穏な学園の一日 午後+』 作者さん:Renさん 【感想】 まずどんなお話かと言いますと、とっても単純、東方で学園物! この一言に尽きますw しかし、学園物と簡単に言っても、その実書くのは割と難しいものだと私は思っています。無理矢理学園物をやろうとすると、違和感を覚えたり、描写不足だったりでぐだぐだっとなってしまうことが結構あります。ですがこの作品、このシリーズは、まさに違和感とは無縁。自然に流れるように、お話がすっと頭に入って来ます。 何が面白いって、最初霊夢が親しくなるメンバーから驚きでしたねw魔理沙は分かりますが、さとりが来るとは思いませんでしたwしかもこのさとりが中々に良いキャラしてまして、読んでいて所々笑わせられましたw 吸血鬼や桜の話など、原作の東方と同じ順番に『謎』を解決していくのがまた面白いですね。 漫才のようなやり取りや、本当に学園ならではのノリの良さなど、読んでいて心地良いものがあります。 そして1話1話が、長すぎず短すぎず、絶妙な長さで纏められているのもポイントですね。肩に妙な力を入れずに読めますし、純粋に楽しませてくれます。 あと個人的に面白いなと思ったのは、霊夢が魔理沙と『初対面』から始まることでした。この手の学園物だと、魔理沙は大体幼馴染とか既に知り合いから始まることが多いので、新鮮でした。 読みやすい文体に、心地の良いテンポ。そして何より、何度読んでも面白い! と、ここまで色々感想言っておいてなんですが、実はこのシリーズ、完結していません。2009年4月30日を最後に、更新が途絶えています。 正直続きは望みが薄いかなと思いつつも、私はゆったりまったり続きを待ち続けようと思いますw一人の読者として、こんな面白いシリーズを忘れることはできませんからね! いやー久し振りに読み直してみると、改めて面白かったですw |
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