絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

ステップ1はお友達から

早苗さんとナズーリンさんで、さななず!
ステップ1は友達からです、はい。
ネチョなので、18禁ですよ!


 
 

「はい、これお茶です」
「ん、わざわざありがとう」
「いえいえ、お土産いただいちゃいましたし」

 ナズーリンは湯呑みを手に取る。そして、一口。外の寒さで冷え切っていた体に、熱が回る。ほど良い苦みが、心まで温めてくれるようだった。
 思わず、ほぅっと一息。

「しかし、あれだな」
「はい?」
「君がこんなにまともな人だとは、正直思っていなかった」
「な、失礼な」
「あぁ、すまないね。何せ、第一印象が明らかに鼠を馬鹿にした態度だったから。今日も本当は、出会った瞬間にでも問答無用で退治されるのかと思って、少しハラハラしていたよ」

 ナズーリンにとって、早苗は割と厄介な人物リストに入っていた。人の話を聞かない、テンションが無駄に高い、他者を見下した態度などなど、マイナス要素ばかり認識していたからだ。
 だが今日は、命蓮寺の使いとしてやってきたナズーリンを、快く受け入れた。あまりのあっさりに、ナズーリンは思わずぽかんとしてしまったほどだ。

「いや、パズーリンさんがもしこの神社を侵略する予定だったなら、私は全力で叩き潰してましたけどね」
「私の名前はナズーリンだ。そんな気はさらさらないよ。命蓮寺のみんなが地に定着し、そのための挨拶回りみたいなものだからね」
「でもなんで、ダズーリンさんが? それならあの……白蓮さん、でしたっけ? あの人が直接来て下されば良かったのに」
「私の名前はナズーリンだ。聖はまだいろいろと忙しいからね。その間、私や村紗船長が挨拶に回っていると言うわけさ。ご主人は聖のサポートがあるし、一輪はどちらかというと人の話を聞かないで突っ走るタイプだから、挨拶回りには向いてない。今頃船長は、博麗の方へと挨拶へ行っているんじゃないかな」

 再び、湯呑みを口に運ぶ。こくり、と一口。少し冷めてしまってはいたが、それでも美味しい。ナズーリンは目を細めて、リラックスしている。
 そんなナズーリンを見て、早苗は何故か苦笑い。

「ん? どうしたんだい?」
「え!? いや、そのーなんて言いますか……」

 首を傾げるナズーリン。
 早苗はあははと乾いた笑いを浮かべるだけで、どうしたのかと訊かれても言葉を濁す。

「えっと、ファブリーズさんは本当にこの神社に、侵略とかそういう目的で来たんじゃないんですね?」
「だからナズーリンだ。わざとか? わざとなのか? もはや原型すらないじゃないか。そうだよ、私は元から争いは好まないしね。それに侵略するのなら、私よりも村紗船長や一輪を送り込むだろうさ。彼女らの方が、純粋なパワーだけで言えば強い。知力で負ける気はないけどね」

 ナズーリンは喋りすぎたのか、喉が渇いたようで、お茶を一気に飲み干した。ほど良い温度になったお茶は飲み易く、ナズーリンの喉を潤わせた。
 そんなナズーリンを見て、早苗は卓袱台の上に突然乗った。ぎょっとしてるナズーリンを無視して、さらに驚く行動――卓袱台の上で土下座。
 早苗の奇行に、戸惑いと驚きを隠せない。

「え、や、意味が分からないのだが」
「すみません」
「謝罪はいいから、その行動の理由を聞かせて欲しい」
「こ、この愚かな私を許してくれるんですか?」
「いや、だから理由を聞かせて欲しい」
「ありがとうございますっ! ナズたんって優しいんですね!」
「名前はあってるけど、急にフレンドリーになった!? 聞けよ、私の話を! そして、聞かせろよ理由!」

 ひゃっほうと勝手に喜ぶ早苗を見て、もうダウジングロッドで殴ってやりたい衝動にかられるが、なんとか堪える。
 そして堪えると同時に、やっぱりまともな人間じゃあなかったのかもしれない。そんな思いが、ナズーリンの中で生まれた。
 早苗は卓袱台から降りて、ナズーリンの隣りにちょこんと座った。

「ナズーリンさん、怒らないで聞いてくれますか?」
「内容によるけど、善処はしよう」
「実はですね、私……最初、ナズーリンさんがここへ来たとき、ライバルの場所を潰しに来たのかと思っちゃいまして」
「ライバル?」
「ほら、ここは人や妖怪の信仰を多く受けています。だから、そちら命蓮寺にとっては邪魔な存在なのかなと。それでてっきり、ナズーリンさんが敵だと思っちゃいまして」
「ふむ、うちは信仰と言うよりは教えを広めることに力を注いでるようなものだから、厳密には君とは違うのだけどね。確かに会っていきなり敵だと認識されるのは心外だけど、別に怒るほどのことじゃあ――」
「それで私、ナズーリンさんをどうにか返り討ちにしようと、お茶に痺れ薬を」
「って、おぃ!?」

 何をしてくれてるんだ、と立ち上がり叫ぼうとした瞬間、ナズーリンは体の異変に気付いた。立てなかったのだ。立とうと思っても、足が言うことを聞いてくれない。手は辛うじて動かせるが、それでも頼り無く、ぴりぴりとした感覚は体全体に回っていた。
 早苗の方を睨むと、早苗はしゅんとした表情を浮かべていた。

「君はもう少し考えて行動をした方が良い」
「だって、今日は神奈子様は天狗さんたちと明日の朝まで飲み会、諏訪子様は河童たちとパジャマパーティーで、私が神社を守るしかないって思って……」
「だとしてもだ、痺れ薬はやりすぎだと思う」
「すみません。効果は一時間ほどで切れると竹林の薬師さんに言われていますので、しばらく辛抱してください。あ、媚薬も入ってますので。いや、本当すみません」
「ちょっと今さらっと危険な薬物名が聞こえたよ!? 本当、何してくれてるんだ君は!」
「敵兵を媚薬で快楽の虜にさせて、こちらの味方につけるのも戦略の一つだと、この間買った本に書いてあったので、つい……」
「一体なんの本を買っているんだ。ついですまないぞ、これは」

 まだナズーリンの体には、痺れの効果しか現れていない。特に体が熱くなることも無ければ、変な気分になることもなかった。
 早苗はすみませんすみませんと土下座して謝りつつ、器用に煎餅を齧る。反省しているのかしていないのか、よく分からない態度だ。

「媚薬の方も同じく、一時間ほどで切れるそうです」
「そうは言うが、今のところ全く体に異常はないようだが。痺れ薬は効いているけど」
「そういえば、効果には個人差があるって言われました。もしかしたら、ナズーリンさんは効かない体質だったのでは? もしくは妖怪には効かないとか」
「それならそれでありがたい。痺れ薬なら、まぁ動かずにじっとしているだけで良いのだし」
「いやー良かったですねー」
「まったく……今後、こういうことはしないでくれよ?」
「あはは、もちろんです。はぁ、安心したらなんだか喉が渇いてきちゃいました。そういえば私、まだ自分のお茶飲んでいませんでした」

 そう言って、早苗は自分のお茶に手を伸ばす。

「待て、なんだか物凄く嫌な予感しかしない」
「え? 何でですか?」
「そっちに媚薬が入ってる、なんてオチなんじゃないのか?」
「あはは~私がまさかそんなドジするわけないじゃないですか」
「いや、でも……ってこら!」

 ナズーリンの言葉を無視し、早苗は既に冷めきったお茶を笑顔で一気に飲み干した。
 もう完全に嫌な予感がびんびんだった。ナズーリンのロッドが、ある意味反応しそうなくらいだった。

「ほら、私はこの通り、大丈夫でしょう?」
「……確かに、特に異常は見られないようだね」
「ナズーリンさんは警戒心が強すぎなんで――」

 そこで、ぴたりと早苗が固まる。紡がれるはずだった言葉は、消え去った。
 額には、何故かじわりじわりと汗が滲んでいる。が、笑顔は決して崩していない。だが、もうその様子だけで、ナズーリンには何が起こったのかが理解できた。つまりは、ナズーリンの予想通りだったのだ。早苗のお茶の方に媚薬が入っていたのだ。
 ナズーリンは呆れたように、大きなため息を吐く。

「はぁ……私の言った通りだったろう?」
「な、なんのことでしょうか? わわわわわわわわひゃ、私は全然普通ですよ?」
「今明らかにおかしかっただろう。別に無理する必要はないよ。今ここで君がとても卑猥なことを一人で始めたとしても、私は別に軽蔑しない。どうぞ、好きなようにすれば良いさ」
「うぅ……別に、体に異変なんて起きてません。ナズーリンさんを見て、あぁ食べちゃいたいなー可愛いなー舐め回したいなーとか、思ったりしてませんもの」
「……待て、私が巻き添えくらうような予感がするんだが」
「あぁでも、ナズーリンさんさっき、好きなようにすれば良いって言いましたよね」
「待て、ストップ、意識を強く持つんだ。私を巻き込むな」

 じりじりと迫ってくる早苗。少し呼吸は荒く、瞳は潤んでいる。
 ナズーリンは逃げ出したいが、痺れ薬のせいで思うように動けない。弱々しく、両手を四つん這いで迫る早苗の肩に押しあてるくらいしか出来ない。
 もちろん、その程度の力で早苗が止まるわけも無かった。その突き出した両手は片手で塞がれ、そのまま畳の上にとさっと仰向けに押し倒された。

「本気、かい?」
「いえ、もちろんナズーリンさんを巻き込みはしません」
「この今の状況、明らかに危険な匂いがするのだけど?」
「正直、割と危険なことは分かっています。だから――」

 早苗はナズーリンの両手を解放する。そして自分の両腕をナズーリンの腋に潜らせ、その腕をそのまま背中へと回した。
 ぎゅ~っと、抱き締める。
 意図が分からず、反応に困るナズーリン。

「これはどういうこと?」
「えっと、触れてないと媚薬の力に負けてしまいそうなので。もちろん、これ以上は何もしません。ただ、効果が切れるまでで良いので、抱き締めたままで良いですか?」
「それで君は耐えられるのか? ただ抱きついているだけで」
「現人神ですもの。きっと耐えられます」
「どういう理屈さ……まったく」

 おどけた様子で言う早苗に、ナズーリンはわざとらしく呆れたようにため息をついてみせた。

「まぁそれで私が襲われないで済むのなら、協力しよう。少し、暑いけどね」
「あ、ありがとうございますっ! では一時間、耐えましょう」

 こうして、二人だけの奇妙な我慢大会へと突入した。



 ~10分経過~


 ぎゅ~っ。ぎゅ~っ。

「……さすがに痛いのだけど」
「はっ! ご、ごめんなさい。つい柔らかくて温かくて心地良くて……」

 まだ大丈夫です、と早苗が言う。
 少し、不安になってきたナズーリン。





 ~25分経過~


 すりすり。ふにふに。はふはふ。

「……君は、何を人の胸で頬ずりして匂いを嗅いだりしているんだ」
「服の上からだからセーフです! それにしても、あれですね」
「何さ?」
「ナズーリンさん、ぺったんこですね」
「君はあれか? 私を怒らせたいのか?」
「可愛くて良いと思いますけどね。あぁ、直に触りたいなぁ」

 ちらっちらっ。
 早苗のうるうるした瞳に、ナズーリンは思わずそっぽを向いた。

「まだ三十分以上もあるんだぞ? そんな調子で大丈夫なのかい?」
「余裕ですよ。私を誰だと思っているんですか?」
「誰さ」
「早苗です」
「うん、凄く意味が分からない」

 早く一時間経たないだろうか。そんなことを思いながら、ナズーリンは今日ここへやってきたことを軽く後悔していた。





 ~28分経過~


「もう我慢出来ないですナズーリンさん私とえっちなことしましょう」
「はやっ!? 折れるの早いだろう!? さっき、私を誰だと思っているって言ってから数分しか経過してないぞ!」
「ナズーリンさん、そんな過去を振り返ってはいけません。大切なのは今、何をすべきかなのです!」
「私良いこと言いました、みたいな顔してるけど、今すべきなのは君と卑猥なことというのは、絶対違うと思う」

 互いに吐息を感じるほどに、近い距離。
 はぁはぁと息を荒げて、明らかに目が正気じゃない早苗。それを見て、ナズーリンは額に嫌な汗が流れるのを感じた。まずい、非常にまずい。そう思ったのだ。
 ちらりと視線を横に向けると、数匹の鼠。ナズーリンの配下だ。目が合う。互いにアイコンタクトはお手の物。おいエリザベス(鼠Aの名前)助けてくれ。きゃっ、ナズの大将ったら恋人出来たんですねうふふ。おいこら、ジョンストファニー(鼠Bの名前)助けてくれ。ナズの大将、お幸せに。ちょ、お前ら、ああああ(鼠Cの名前)助けてくれ。なんで私だけゲームで連打してたらなってたみたいな名前なんですか、ナズの大将はそのまま食べられちゃえば良いよ。(以上、全てアイコンタクト)
 配下の鼠にも見放された、小さな賢将だった。鼠たちは空気を読んで、笑顔で去って行った。最後の言葉は「ナズの大将、しっぽりむふふと楽しんでください」だった。

「あ、あいつら……今度会ったらただじゃおかない」
「ナズーリンさん、ちゅーしたことあります?」
「はい!?」

 早苗の質問に、思わず変な声を上げてしまった。

「ちゅーですよ、ちゅー」
「……し、したことない」
「あはっ、私もです。じゃあ、ちゅーはやめておきますね」
「へ?」

 てっきり、されるのかと予想していたため、ぽかんとしてしまう。
 そんなナズーリンに早苗は、少し悪戯っぽい笑みを浮かべる。

「だって、最初のちゅーは好きな人とが良いでしょう? 私はナズーリンさん可愛いですし、もうむしろばっちこーいですけど、ナズーリンさんは別に私のこと好いてはいないでしょう」
「まぁ特別恋愛感情があるわけではないが……しかし、だからと言って嫌いというわけでも――ってこら!」
「ふえ?」

 ナズーリンがぶつぶつと呟いていると、早苗はいつの間にか右手でナズーリンの太股を撫でていた。
 ぞくっとしたくすぐったさに、思わず叫ぶ。

「だ、大体キスはしないのに、その、こういう行為はするってどういうことさ」
「うーん、でも私もう限界ですし。本当は今すぐにでも、ナズーリンさんを縛って脱がして舐めてふにふにしてふにゃーんって鳴かせたいくらいなんですよ? これでも理性が頑張って働いているんです」
「君の理性はその衝動を抑えているのか……」
「痛くさせませんから。あ、もちろん指を突っ込んだりもしませんから! ちゅーしてないってことは、初めてでしょうし」
「大きな声で指を突っ込むとか言うな!」
「えへへ、これでも私も恥ずかしいんですよ? あーもうねっちょんねっちょんにしたい」
「嘘だ! 絶対嘘だ! 恥じらいを持ってる人は、そんなことさらっと言わない!」

 暴れようにも、まだ痺れは消えてなく、動くことが出来ない。
 早苗は太股を撫でていた手を、より奥へと進ませる。じわりじわりと、まるで獲物を狩るかのように。くすぐったさと、恥ずかしさで、ナズーリンは両腕で自分の顔を隠してしまう。

「あれ? 顔見せてくれないんですか?」
「あ、当たり前だ。見せられるか、こんな、自分でもどんな表情しているか分からないのに」
「うーん、ナズーリンさんだけに恥ずかしい思いをさせるのは、不公平ですね」
「は?」

 早苗は立ち上がり、ぱさっと巫女服を脱ぐ。
 また突拍子もない行動に、何か声をかけることも忘れ、ただ目を大きく開くだけ。
 そして上はさらし、下はショーツだけとなった。ほど良く肉のついた太股、きゅっと引き締まった腰、頬が赤いのは媚薬のせいか恥ずかしさからか。ふにゃっと照れくさそうに笑う早苗に、思わずナズーリンは見惚れてしまった。

「えへへ、こ、これでおあいこですね」
「……君はあれだな」
「はい?」
「本物の馬鹿だな」
「酷い!?」

 何がおかしいのか、ナズーリンはくつくつと喉を鳴らして笑う。
 その態度が気に食わないのか、早苗は子どもっぽく頬を膨らませた。

「人の下着姿見て笑うなんて、失礼極まりないです」
「あぁ、すまないね。うん、君は馬鹿だけど面白いな。何をするのかが、全く予想できない」
「現人神ですからね」
「……好きにすると良い」
「え?」

 ぽつり、と一言。顔は相変わらず腕で隠しているため、表情は分からない。

「好きにすると良い、と言ったんだ。ま、犬に噛まれたと思って諦めるとするよ」
「む……私、犬と同じレベルですか」
「犬の方が躾が出来る分、君よりしっかりしてるかもね」
「むむむ……なら、犬になってあげますよーだ。ぺろぺろしちゃいます」

 そう言って、ナズーリンの首をぺろぺろと舐める。突然のぬるりとした感触に、ひゃっと声を上げる。そして、首を這うその感触に、ぴくりと体を震わす。
 右手はドロワーズに到達し、人差し指がすりすりとナズーリンの誰にも触られたことのないそこを撫でる。

「っ……!」
「痛いですか? 気持ち悪いですか?」
「痛くは無い、気持ち悪くも無いさ。だけどっ……これは、思った以上に恥ずかしい」
「あーもう、顔見たいなぁ」
「やめてくれ、羞恥死してしまうよ」

 首筋、耳、頬、額、いろんな箇所にキスの雨。けれども、やはり唇だけは避ける。早苗の理性は、まだしっかりと働いている。
 空いている左手がそっと上着に侵入し、ふにゅりと小さいながらもしっかりと膨らみのある胸を撫でた。

「んっ……ぁ」
「さらしも巻いてないんですね」
「わ、私にはっ、んっ、必要のないものさ」
「そんなことないですよ? しっかり巻かないと、ほら」
「ぁっ!?」

 少しだけ固くなっていた胸の先端を、きゅっと摘まんだ。その瞬間、くすぐったさとは違う刺激がナズーリンを襲った。ぴくんっ、と体を震わす。
 早苗は刺激するたびにどんどんと固くなるそこを、くりくりふにふにと指の腹で弄る。こねたり、爪先で弾いてみたり、いろんな方法で刺激を与え続ける。

「ほら、ここが服で擦れちゃいますよ」
「ゃ、わ、分かったから! も、うぁ、い、弄らないで……」
「そう言われると、もっと弄りたくなりますよね」
「っ! や、やっぱり君は、んぁ、ばかだぁ」

 ふにふにこりこりと、より一層弄り回す。
 そして右手はドロワーズの上から撫でるだけでは満足できず、とうとうドロワーズを脱がしにかかる。傷つけないように、優しくと心掛けていても、ナズーリンの反応に、その理性も溶けそうになっていた。
 体を移動し、ナズーリンのスカートの中に頭を突っ込む。その行為に、ナズーリンはかぁっと顔を赤くさせたが、腕でぎゅっと隠しているため、誰にも見られることはない。
 緊張からか、太腿にはじわりと汗が滲んでいた。
 思わず早苗も緊張し、ごくりと唾を飲み込む。

「んー良い匂い」
「~っ!? へ、変態か!」
「いやーなんて言うでしょうね、うん、ナズーリンさんが魅力的すぎるのが悪い」
「な、何言って――ひゃあっ!?」

 ナズーリンの言葉は、早苗の愛撫によって遮られた。
 ドロワーズを既に膝まで脱がしていた早苗は、露わになったそこを指で触れた。ぷにゅっとした感触に、自然と息が荒くなる。一本の筋をなぞるように、つーっと指で優しく触れる。そのたびに、ただそれだけの刺激で、ナズーリンはぴくっぴくっと体を小刻みに震わせた。
 初めて他人に触られる感覚。羞恥心、妙な期待、指から受ける刺激、いろんなものがぐるぐると頭の中を駆け巡る。

「ナズーリンさん、今すっごく可愛いです」
「……く、ぁ! ゃ、恥ずかしっ……くて、うぁ」

 微弱な快感が、断続的にナズーリンを襲う。
 すると、くちゅっと水音。早苗もナズーリンも、この変化に気付く。早苗は自分の慣れない愛撫で感じてくれていることに、嬉しさを覚えた。
 ぬるぬるとした液体を伸ばすように、ナズーリンのそこを撫でる。

「ふぁ……っあ!」
「……し、失礼しますね」
「ひゃっ!? ぁ、何して……んぁぁっ!」

 ナズーリンは腰を突き出すように、ぴくっと震えた。早苗がそこを舐めたからだ。指とは全然違うその感覚に、初めての感覚に、ナズーリンはただただ細い声を上げるしか出来ない。
 くちゅぴちゃと、水音が静かな室内に響く。今部屋には、早苗の荒い息と、ナズーリンの無意識に零れる声、それとこの舐められたときに発する水音だけが聞こえる。
 すると早苗は、そこに小さな突起を見つける。指でちょんっと触れると、きゃあっと今まで以上に可愛らしい声を上げた。
 それに気を良くして、今度はそこを舌でつつく。

「ふあぁ!? や、そこ、ゃ……だぁ! んぁっ!」
「ん、ここが良いんですね」
「ゃ、ちがっ!? あぁっ、んっ、くぅ……」

 固くなったそこの突起を、舌で転がし、指の腹で押し、そして舐め上げる。そのたびに、ナズーリンは今までよりも強い刺激に、目の前がぱちぱちしてくるのを感じた。
 声は外に聞こえるのではないかと思うくらいに、大きくなっていたが、そんなことを気にしている余裕はなかった。
 くちゅぴちゃねちゃと、溢れ出る液の音が脳を麻痺させる。そして麻痺した脳に、突起を弄られることによって伝わる強い刺激。
 ナズーリンは無意識のその刺激から逃れようと、腰をくねらせる。だが、早苗ががっしりと両腕で腰を掴み、逃がしてはくれない。

「や、らぁっ! んっ、あ、あ、んっ……!」

 ぴくっぴくっと震えるナズーリンに、限界が近いことを感じた早苗は、ラストスパートをかける。
 はむっとそこ全体を口に含むようにして、溢れ出る液を音を立てて吸う。舌は激しく動かし、くちゅくちゅとそこを刺激しながら。逃れたくても、腰はしっかりと捕まってしまっている上に、痺れ薬の効果で体に強く力は入らない。
 そのまま、吸われ、舐められ、突起を舌でつつかれる。

「やっ、あっ、も、あぁっ!? あ、くっ……~っ!?」

 ナズーリンは唇を噛んで声を殺し、びくっと数秒、大きく体を震わせた。そして、ふぁっと声を漏らして、一気に脱力した。
 ナズーリンが絶頂したのを感じた早苗は、そこから口を離す。離れるとき、にちゃと粘着質な音が聞こえた。
 互いに、息が荒い。

「……はぁっ、はぁっ」
「ナズーリンさん」
「な、何さ?」
「……実は私、まだ満足していないので」
「え、や、ちょ」
「すみませんっ! もう少しっ!」

 がばっと。
 うぁ~と、ナズーリンの言葉にならない声が、響いた。







 ~1時間30分後~


 二人は効果が切れると、すぐさまお風呂へと入った。
 そしてお風呂上がり、ナズーリンの前でバスタオル姿で土下座している早苗。ちなみにナズーリンは服が汚れたので、早苗の予備巫女服を着ている。

「本当、すみませんでした」
「……謝られると、改めてとんでもないことをしたという実感が湧いてくるね」
「いや、本当、なんていうか……可愛かったです」
「~っ! 君は馬鹿だっ!」
「痛い!」

 ナズーリンは顔を赤くし、ダウジングロッドで軽く早苗を殴る。

「まったく……反省してるのかい?」
「はい、してます。一応」
「一応ときたか、良い度胸だ。私にあんなことした責任、とってもらおうか?」
「それはあれですか。私と付き合うってことですか」
「何故そうなる!?」
「いや、責任取るって言ったら恋人かなぁと。私はほら、ナズーリンさん可愛いと思いますしばっちこいって言いましたし」
「私の心は無視か……」

 ナズーリンは本日何度目か分からないため息を吐いた。
 けれども早苗の目は本気で、ナズーリンはその目を見て少し顔が熱くなる。

「と、とにかく! 私は今は君に恋愛感情は抱いてない!」
「えー……あれ? 今はってことは今後もしかしたら」
「だ、だから、その、友達から!」
「ほへ?」
「と、友達から。まずは友達から始めよう」

 ぷいっと顔を逸らしているが、ナズーリンの顔が赤いことは見なくても分かった。

「良いんですか?」
「別に恋人ってわけじゃなく、あくまでも友達だからね。それに他に、責任を取らせる方法が思い付かない」
「じゃあ私、全力でナズーリンさんを私に惚れさせますよ?」
「ふん、やれるものならやってみると良いさ」

 素っ気無く、けれども何か期待を含んだような言葉。
 それを聞いて早苗は、ふにゃっと微笑んだ。

「これからよろしくお願いしますね、ナズーリンさん」
「あぁ。そして君は早く服を着ろ」
「君、じゃなくて早苗です」
「は? いいから服をだな――」
「良くありません。友達同士なら、しっかり名前で呼んでください」
「……さ、早苗」
「わぁい!」

 ぎゅっと抱き付く早苗。

「わわっ、服を着ろと――」
「えへへ~今度遊びに行きましょうね」
「だから服を着ろぉ!」

 ぎゃあぎゃあと叫ぶ声が、夜までずっと響いていたそうな。
 
 
 





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