絶対あめだま宣言!

好きなことや様々なことを、ただ適当に綴ります。SS書いたりなど。あやれいむ布教委員会の会長です。

寝言

プチ投稿作品。
れいあや要素をちょっと含む、微ギャグ。





「んんっ……レミリアンバーガー1つ下さい……」

 居間で寝言をむにゃむにゃにゃにゃにゃと呟く。そんな霊夢に忍び寄る影。

「清く正sickでお馴染み射命丸文です。取材しに来ましたよ!」
「あ……テイクアウトでお願いします……あとリリーホワイトのバニラ味……はい、現金で……」
「って一体何の夢見てるんでしょうか……」

 起こそうとスペルカードを発動しようとしたが、寝言が気になるため、手を止める。
 すると、霊夢は苦悩の表情を突然浮かべ、唸り始めた。

「それピクルスじゃなくて……テトリス……食べれない。それも、違う……それ、イカロス。そ、それはラクロス……違う」
「何かを食べてる夢なんでしょうか?」

 あまりにも酷い顔をしている霊夢を見て、文は思わず苦笑いを浮かべてしまう。

「あ……」
「ん?」

 しばらくすると、さっきまでの苦悩の表情が嘘のように明るくなる。幸せそうに、笑いながら眠っている霊夢。

「一体あなたは、どんな夢を見ているのですかね……」
「んっ……」

 なんとなく、手を伸ばして、霊夢の美しい黒髪を撫でる。ふわりと柔らかく、さらりと滑らかな感触が、文の心をくすぐった。
 いつまでも、撫でていたくなるほどに、心地良い。

「あ、あや……」
「へ? 私?」

 すると、霊夢が文と呟く。自分の名前が呼ばれて、少しドキッとする文。

「あ、や……すき」
「ふぇ!?」
「す……き、やき食べたい……」
「……ふへぇ」

 好き、かと思いきや、すき焼食べたい、という言葉だったことに、残念やら霊夢らしいやらなどと、文は少し複雑な気持ちになる。

「霊夢、さん」

 眠っている霊夢の頬を、人指し指でつつく。柔らかくてふにふにとした弾力が、文の人指し指に伝わる。
 霊夢は、微妙な刺激から無意識のうちに逃れようとして、顔を横に向けてしまう。

「あなたの、夢の中に、私は居ますか?」

 もちろん、霊夢は眠っているのだから、返事は無い。
 大人しい穏やかな寝息だけが、室内に音を発していた。
 けれど文は、それ以外に、1つ煩い音を感じていた。

「もし、夢の中で、一緒なら」

 それは、文自身だけが感じ、聞こえる、喧しい音。

「……一緒なら、嬉しいです」

 文の、鼓動だ。
 霊夢から、返事は無い。逆にそれが、より文の恥ずかしさを加速させる。

「あ、あはは私何言ってるんですか!」

 自分で自分を殴る文。主に腹部中心に。いらないお肉ついでに無くなれとか言いながら。顔を真っ赤にして、殴る。

「ごふぁっ!」

 変なトコにクリーンヒット。激痛のあまり悶えながら倒れこむ。非常に滑稽だ。

「いたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!」

 倒れこんだ拍子に、卓袱台に額をぶつけた。
 思わず叫びながら飛び上がる。

「あぁ……チルノのソーダアイスとミスティア下さい……あ、はい……支払いは夢想封印一括払いで」

 そして、着地した場所は、眠っている霊夢の、

「ごぶにゃー!?」

 腹部に文が直撃。
 霊夢は目を覚ました。

「あ、わざとじゃないです!」
「……」

 霊夢は右手に針を、左手にお札を、口にスペルカード『夢想封印』を構えた。

「ほ、ほんとです! わざとじゃないんです!」
「がおー食べちゃうぞー」

 霊夢はそう言いながら、攻撃モーションに入る。

「れ、霊夢さん! 寝顔可愛かったですよ! 超可愛かったです!」
「私が聞きたいのはそんな言葉じゃないわ」
「え?」
「私が聞きたいのは……あんたの悲鳴!」

 博麗神社に絶叫が響いたそうな。



 ※このあと、永遠亭スタッフが、文さんの怪我をちゃんと治しました。

 ※怪我を治したあと、元気になった文さんを霊夢さんが美味しくいただきました。

 ※レミリアンバーガーを今ディステニーセットで買うと、着せ替えミニマスコットが貰えます。種類は、咲夜、フランドール、パチュリー、大妖精、紫の5種類となっております。是非お早めにご購入を。
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