泣きたくなった2010-09-10 Fri 04:51
中高のときの学園祭のテーマソングCDが部屋から見つかりました。
他がどうかは知りませんが、私の中学高校は、テーマソング作りたいって学生が毎年バンドやったりして曲を作り、それを学園祭開始のオープニングセレモニーに、広いグラウンドで歌うのです。後夜祭でも、トリを務めて歌うことがデフォです。 私は中学では後夜祭には毎年出てて、友人と馬鹿みたいに騒いでました。 踊って騒いで、大笑い。 そんな学園祭、学祭期間中にCDが発売されるのですが(過去数年分含めてのテーマソングCD)普通の人はまず買いません。当たり前です。ですが、私は友人とテンション上がってノリと勢いで、その友人とともにCDを買っていたのです。 そのCDをPCに入れて、聴いてみると、中学の時のことが鮮明に思い出されてきて、思わずちょっと泣きたくなりました。 歌は正直、上手くないです。素人の学生が歌っているのですから。それに、メロディーも稚拙なのかもしれない。けれども、本当に全力で、想いを込めて歌っているのです。 それを聴いて不覚にも、馬鹿みたいにガキだった頃の中学を少し羨ましく思い、「昔は良かったなぁ」などと思ってしまいました。ですが、そのテーマソングの一つの曲に 「今がどんなに辛くても、その時間が君に力をくれる! あの頃は良かったと嘆いても、今の自分を弱くするだけ。だから先の見えない、どんなに辛い道でも、歩いてゆこう」 という歌詞があって、なんか凄いなぁって思いました。 馬鹿やって、騒いで、珍しく喧嘩して、先生に怒られて、帰り道友達と笑い合って、好きな人と映画を見に行って、とても悲しい出来事があって、三者面談ではとりあえず成績よりも飯を食えと言われて、悔しいこともあって……そんな中学が、私はなんだかんだで好きだった。 一度しかない人生、悔いのないように生きたいですね。あれですよ、今中学高校の人たちは、その時間を楽しんでくださいな。 私も歳をとったもんだなぁ……と、しみじみ思いました。 |
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